〔2017年〕
4月4日(晴れ)3日も晴れだったが、1株も花をつけていなくて、蕾がちらほらの状態です。 今年は例年より開花が遅い
〔2016年〕
3月26日(晴れ)
蕾を付けていたのは十数株のみ。下向きの花3株程度見受けられました。
(4月4日) 雨のち曇り
午前10時すぎごろまでの雨で開きかけた株(35株ほど)はすべて閉じていました。
5 ・6 日は晴れ、7日はほぼ日中は雨でしたが8日は晴れでこの日は9割5分の株は花をつけ咲き誇り株もほぼ昨年と同じくらいです。
実生(昨年の種から芽生えた)が昨年より、倍近く生えていて嬉しいです
(4月9日)晴れ
(4月12日)晴れ
晴れが続きカタクリはけなげに咲いて、この日は少し、くたびれ加減。ご苦労様でした。しかし、中にはしっかり、反り返っている株
もあり訪れた人たちから「きれいね」という声が。ほんの少しですがまだ蕾の株も残っています。シハイスミレが鮮やかでした。ミヤコ
アオイも控えめな花をつけ、チゴユリの小さな芽が顔をのぞかせていました。1時間余りいたときに出会ったハナバチは1匹でした。
西側の皆伐地の変移を観察中です
(㋃22日)曇り時々晴れ
ほとんどの株は種をつけ始めていました。これから一番大事な種を太らせる仕事に入ります。今年の花は終了です。
〔2015年〕
4月8日
4月8日は朝から小雨で、頂上に近づくと雪がちらほら舞い降り、山は3月の寒さにふるえていました。園路から見える範囲で蕾
を数えたところ2200株ありました。天気が回復すると一気に開花するでしょう。
4月12日


4月は雨、曇が多く天気が不順でしたが、この日は久しぶりの晴れ。カタクリも一斉に咲き誇りました。おおよそ4000株くらい
の花が咲き、訪れたハイカーの歓声が上がりました。鹿に食われることなく、しっかりと球根を太らせることが出来た結果だと
思います。
〔2013年〕
4月3日には蕾でしたが、5日の陽気で咲きだし、10日から数日間が見ごろでした。シカの踏み荒らしが無いゆえか、1年目の実生が沢山生えていました。13日にはまだ蕾を持った株がありましたが、16日にはほとんどすべての株が開花し、蕾はほんのの数株です。19日に訪れたとき自生地の中は、枯れた花が目立つようになり、種をつけた株も認められるようになりました。どれだけの花が、種をつけるのか楽しみです。
6月17日には数本を残し、土に戻っていました。

種 4.19
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4.19 |
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種 6.07 |

地面に落ちた種 6.17 |
ポンポン山のカタクリ
ポンポン山から釈迦岳方向に150mくらい南東に下ったところにカタクリの自生地があります。
里山が管理されなくなり、常緑樹がふえ、森が暗くなり、照度を保つために数年前から伐採を行ってきました。しかし、近年ポンポ
ン山周辺に鹿が多くなり、草木が食害等にあい、特に草花が著しく減ってきました。カタクリも例外ではなく、花が減り、今のうちに
何とかしなければ、なくなってしまうのではないかという懸念から、「ポンポン山の自然を守る懇話会」が中心になって2011年冬の1月、
ネットを張りました。その成果が現れ、2012年は1000株弱の開花でしたが、2013年は昨年の倍ぐらいの開花がありました。(この地
は民有地ですが、ポンポン山の自然を守る懇話会が、地主さんの承諾を得て管理しています
。)
高槻労山もポンポン山の自然を守る懇話会に入り、保護活動を行っています。