小塩山のカタクリ

       2011.4.14

     概略行程
        高槻(9:34)=出灰「285(10:10出発) →2.2K山道入口「330(10:44) →0.8K西尾根分岐「450(11:02) 0.8K森林公園森の家「410 (11:25-11:40食事)
          
1.0K沢筋カタクリ群生地「470-500(12:04-12:28)1.4K小塩山642m(12:58)0.3Kカタクリ 「御陵の谷」(12:10-12:20) 0.8Kカタクリ「Nの谷」(13:30-14:05)
       →
3.3K南春日町バス(1:00到着、15:3)=向日町(15:30)==高槻(15:45)
     標高差 
370m+α、全長 10.6km  行動時間 4:50  天候 晴れ

     感想

カタクリは北海道から九州の各地、朝鮮、中国にも分布するユリ科カタクリ属に属する多年草である。比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生し早春に下を向いた薄紫から桃色の花を咲かせる。種子にはアリが好むエライオソームという物質が付いており、アリに拾われることによって生育地を広げる。発芽1年目は細い糸状の葉を、2年目から7-8年程までは卵状楕円形の一枚の葉だけで過ごし、鱗茎が大きくなり、二枚目の葉が出てから花を付ける。従って花が咲くまで810年はかかるようだ。


沢筋カタクリ群生地(小塩山登る途中の)
 カタクリの大きさ、形、写真写りはここのものが一番良い。しかし、毎年数が減っている。今回ここでのギフチョウは見られなかった

「御陵の谷」
 カタクリの数は少なかった

Nの谷」
 3年前より鹿よけのネットを張った関係で花の数が増えている。1年生2年生のカタクリも沢山生えている。ギフチョウは一匹見ることが出来た。将来が楽しみである。しかし、今年は白いカタクリは見られなかった(昨年3株あり)

   写真
 

沢筋のカタクリ
    


                御料の谷にて               Nの谷にて

4/13ポンポン山にて             2006,4.19小塩山沢筋の群生地にて