300名山紀行

               浅間隠山 1757m

 

2009年10月30日  晴    山行者 4人

 

 大阪を朝早く出発して、登山口には昼前に到着する。天気は良く快晴。10月末の割にしては暖かい。この山は群馬県北部の吾妻町や中之条町から見ると丁度浅間山を隠してしまう位置にあるのでその名が付いたとの事。登山口までハイウエーが整備されており、往復3時間位で頂上の往復が出来、頂上からの眺望も360°視界が利くと言う事で、近在では人気の山である。

 登山口からカラマツ林の沢筋の道を登って行く。しばらく行くと高安山と岩淵山の鞍部に出た。ここを左に岩淵山を巻くように進むと尾根に出て、目指す浅間隠山が見えた。暫く広々とした緩やかな道を歩き、北軽井沢コースとの分岐に出た。ここから登りになり、暫く行くと1538mの地点に着く。振り返ると西上州や秩父の山々が眺められ、遠く富士山が眺望できた。

 ここからの登りはきつくなり、ひと登りで浅間隠山の肩に出た。ワラビ平分岐である。ササを掻き分け、登り切ると急に視界が開けた。頂上である。意外と早く登れた。眺望が360°開け、見晴らしが素晴らしい。頂上には2等三角点と石の祠があった。浅間連山・八ヶ岳・谷川岳・日光の山々と大展望を楽しむことが出来た。

 15分位頂上にいて、登って来た道を引き返し、14時過ぎに登山口に到着した。人気の山のようで、幾組かのグループ登山者にも出会えた賑やかな山であった。

 

二度上峠登山口(11:45)−浅間隠山頂上(13:05)−登山口(11:10)

 

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