黒岳(標高1793m

コースタイム

9:20登山口 -11:10御坂峠 -12:35黒岳山頂・富士山展望台13:10 -15:20登山口 

2013.02.11(月) 天気 晴れ 川上、堀家、石井

昨日の毛無山山行後、次の黒岳に備え移動する。ナビが本調子でなく少し時間を無駄にするが、本栖湖、精進湖、西湖畔を進み夕刻、河口湖畔に到着する。今夜も良く冷え込んでいる。
 御坂黒岳は国中と郡内を隔てる御坂山塊の最高峰で標高1793mの山で、幾つかの登山ルートがあるが、今回は鎌倉街道と呼ばれる古道を登る藤野木ルートを計画した。
 8時頃、御坂トンネルを通り藤野木登山口を目指す。御坂山塊北側の藤野木集落から林道を進むが、積雪が深く凍っているためスタッドレスでも途中までしか進むことが出来ず、急遽コースを変更し御坂トンネル入口の登山口に戻ることに。

9時過ぎ、御坂トンネル入口の登山口を出発する。御坂峠までの登山道は広く良く整備され、古道の面影が残り藤野木から御坂峠を越えてくる往時の面影が浮かぶようだ。1時間程で御坂峠に到着する。峠は積雪が深く北風が強く身体が一気に冷え込む。防寒着に身を包み、雪の尾根道を黒岳を目指し進む。

     (富士展望台より河口湖と富士山)

登山口から約3時間で黒岳山頂に着く。山頂は広いが展望がなく、山頂標識と一等三角点があるのみ。山頂から200mほど離れた富士山展望台に進むと一気に視界が広がる。
 岩の上には数人の登山者がのんびりと休んでいる。眼下に河口湖がきらきらと輝き、後方に雄大な雪の富士山が聳えている。今日の富士山頂は少し雲がかかり、乱気流の激しい流れが見える。明日から天候が下り坂になりそうだ。
 下山後は温泉につかり、中央道を走り夜11時過ぎ無事に帰阪しました。



 (富士展望台より・西に延びる御坂山塊の山脈)
       (尾根道を山頂に向かう)
        (御坂峠案内表示)
 黒岳山頂までは比較的平坦な尾根道に見えるが、痩せ尾根で4カ所のピークを通過するため距離や時間が想像以上に惑わされる感じだ。
 標高
1600m以上の尾根道はミズナラなどの落葉樹がめだち、そして頂上付近の標高1700m付近になるとブナ林になる。この一帯は御坂自然保護区で5月には桜が満開になり、様々な高山植物が花を咲かせる。


          (尾根から見る富士山)
 (山頂一等三角点)

        (富士展望台より富士山)