毛無山(標高 1945.5m

川上、堀家、石井

2013.02.09(土)天気 晴

昼頃、富士山が見える雪山山行をめざし、大阪から静岡県の朝霧高原に向かう。その距離約560km、時間約5時間をかけて。夕方、5時前に朝霧高原道の駅に到着する。目の前に雄大な冨士山が迫り圧倒される。幸運にも夕焼けに染まる赤富士が出現し、なんとも美しい。雪はないが夕暮れとともに気温は急速に下がり兎に角寒い。明日の天気が良いことを確信する。

2013.02.10(日)天気 快晴

コースタイム

 7:50毛無山麓登山口 -8:45不動の滝 -9:555合目- 11:008合目 -11:25富士山展望台 -11:50南アルプス展望台  -12:00毛無山山頂 12:45 -15:30麓登山口

毛無山は標高1945.5mで日本200名山、山梨100名山である。富士山の西側に南北に連なっている尾根が天子山塊だ。この山塊で一番人気のある山が一等三角点の毛無山ですが、標高は直ぐ隣にある大見岳1959mの方が高い。
上りは直登コース、下りは地蔵峠から沢コースを計画したが、上りの時間が予想以上にかかり結果的にはピストンとなる。

8時頃、毛無山麓登山口を出発する。雪のない道を暫く進むと地蔵峠コースと直登コースの分岐に出会う。直登コースを登って行くと左手に落差100mの不動の滝が見えてくる。水量が少なく遠く離れているので余り迫力を感じない。
           (山頂より富士)

急坂が続き、登山口から約2時間で5合目に到着する。このあたりからクヌギ、ナラ、ヒメシャラ、アセビの雑木林に変わる。そして石の山道は踏み跡のしっかりした雪道に変わる。振り返るといつでも木々の間に雄大な冨士山が垣間見える。
 7合目から雪の坂道は更に傾斜を強めていく。登山開始から約3時間半、富士山展望台に到着する。目の前に冬の雄大な富士山と裾野に朝霧高原が拡がっている。一瞬に疲れが飛んでゆく。
 展望台から少し登ると急な坂道は終わり、地蔵峠と毛無山山頂の分岐が現れる。ようやく尾根に到達する。平坦な尾根道をすすむと南アルプス展望台、そこから約5分で毛無山山頂に到達する。予想以上に時間がかかってしまった。  山頂は大勢の登山者で賑わい、春のように暖かくポカポカして居眠りがでそうだ。山頂からの富士山の眺めは素晴らしく、南には美しい天子山塊の山脈が遙か遠く連なっています。
 毛無山山頂から少し足を伸ばし大見岳方面に向かう。どこのポイントからも冨士山を満喫できる。陽当たりがよいが、まだまだ樹氷は見事なものだ。1時間近く山頂付近を散策し南アルプス展望台に立ち寄った。八ヶ岳から南アルプスの山嶺が雪に覆われ白く輝いている。素晴らしいパノラマだ。
 素晴らしい天候と美しい富士山に出会へ本当に大・・・満足の山行でした。明日は御坂の黒岳です。

 
       (樹氷)
 

     (南アルプス展望台より)
   (
     (山頂でハイポーズ)
8合目・富士展望台より)
       (不動の滝)
     (朝霧高原からの赤富士)