南九州300名山山行3日目     国見岳

                       2010/12/24(金)曇り 平井他5

 

〔コースタイム〕

6:50樅の木新登山口- 8:15新・旧登山口分岐点- 9:30国見岳・五勇岳分岐三叉路-

9:30山頂- 11:20登山口着

 

 今日も早朝暗闇の中、樅の木自然公園駐車場より登山口にむけ車で走る。林道は工事中でこぼこ道である。
 旧登山道は閉鎖されているので、650分樅の木新登山口より登る。林道は急傾斜で新しくできた道なので、まだ踏み固められていない。
 1時間程で旧登山道と合流する。そこからはなだらかな傾斜の道が続く。その名のごとく樅の木の天然林がひろがり、さらに進むと大きなブナ林に変わる。まさに九州山系の秘境、その手つかずの自然が泰然として存在している。大きなブナの木が倒れ行く手をふさぐ。



        (国見岳のブナ林)

    ( ブナの大木と霧氷)

          (山頂の祠)

今日から寒気が来るようで、天候は次第に下り坂になっている。どんどん冷えてくる。

登るにつれ、ブナの木は見事な霧氷に覆われ、辺り一面が白い世界、幻想的な世界に変化していく。
「美しい。」本当に美しい。

山頂近くの尾根で道は左右に分岐している。右側が五勇山、左側が国見岳。左に行くとシャクナゲの群落が見られ、930分に山頂へ到着する。山頂には祠が祭られ、一等三角点が設置され標高1738.82mとなっている。

下山後、元来た道をたどり人吉I/C〜えびのI/Cそして県道30号線を走り、1530分えびの高原キャンプ場に到着する。

明日は本格的な寒波を迎える。早々と宴は始まる。明日は南九州山行4日目だ。霧島山、高千穂峰。そして最後の山行だ。

    (山頂にて)