針ノ木雪渓から蓮華岳・烏帽子岳・野口五郎岳(ピストン)   怪我上がり単独行 

2013814()818()   田中秀記

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京都駅発 614分発 のぞみ に乗車し、名古屋駅で中央本線の特急に松本駅で各駅停車に、信濃大町駅でバスに乗換えて扇沢のバスターミナルには1030分に到着。水・栄養等の補充を行い、11時頃に出発。大沢小屋に1245分頃に到着。当初此処で幕営してゆっくりするつもりだったが、小屋主がこんな天気の良いに日に、こんな処でゆっくりするのはもったいない、針ノ木峠までは頑張れの叱咤に重い腰を上げる。針ノ木雪渓は軽アイゼンとストックのお陰で楽に歩けた。針ノ木峠には4時頃に到着。割当てられた場所にテントを張り幕営。矢張り、ここまで来れて良かった。

             (針ノ木雪渓)

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 朝 5時に幕営地を空荷で針ノ木岳をピストンし、テントを撤収し7時頃出発し蓮華岳を登る。頂上手前の尾根では遅咲きのコマクサが健気に咲いている感じだった。蓮華岳の大下りを慎重に下る。ここからは長い尾根筋を辿り七倉岳を過ぎた船窪小屋に3時頃に到着。前日は2時頃でテント場所が一杯だったとの事でテントが張れるかを気にしていたが、まだ何張りかは脹れた。ここの水場は険しい場所に有るが美味しい水だった。結果的にはテント場は一杯となったが気持ちの良い人達との語らいで楽しいひと時が送れたが、ブヨの大群と夕立(夜?7時〜9時頃)に、早々に就寝。

(針ノ木キャンプ)                   (蓮華岳のコマクサ)                    (蓮華岳とコマクサ)

(蓮華岳より縦走路を望む)             (縦走路から不動岳)               (縦走路より烏帽子岳を望む)

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 本日のコースは、幾つかのピークが連続的に続きその間の鞍部に鎖場・梯子場等の悪場で緊張が強いられ今回の中では一番キツイコースだったが、5時頃出発の3時頃到着の10時間で、天候が良くて、お花と景色と途中で出会った人達の応援と時間をかけてのゆっくりペースの御蔭で、烏帽子岳小屋まで歩き通せた。

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 前日知り合った、京都在住の男性が本日は野口五郎岳までピストをして、再度烏帽子岳小屋で幕営をして、翌日高瀬ダムまで歩きタクシーで七倉小屋に停めてあるマイカーで京都に帰るとの事で、その予定に便乗することに決め、当日は、空荷で5時間程かけて野口五郎岳まで稜線、往復散歩を楽しみ幕営地でゆっくりとした時間を過ごす。

(烏帽子キャンプ場から野口五郎方面縦走路)     (野口五郎からの笠ケ岳)              (野口五郎岳と槍ケ岳)

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 6時頃に烏帽子岳小屋を出発し高瀬ダムには9時過ぎ頃に到着し、七倉で車に乗換え大町温泉で入浴し、糸魚川ICで食事を摂り一気に京都まで便乗し、3時頃無事帰阪。

久々の怪我上がりの身には多少堪える単独行だったが、達成感のある充実した山行でした。