白木峰 1586.4m 金剛堂山1637.9m

 

 2007年8月25日〜26日            山行者 3人

    

【8月25日】

 白木峰 1586.4m 

両方共富山県の山、風の盆で有名な越中八尾(やつお)町の奥にある山で、相当に山深い。町は来週の祭りに備えて準備に忙しくしていた。石畳のある町筋には提灯がズラリと並び、賑やかな様子が伺われる。

最初は白木峰を目指す。車道が随分上まで延びていて、1300m地点に駐車場がある。3台車が止まっていた。ここからはかなりの急斜面で潅木に掴まりながらの急登である。暑い日差しの時間帯でもあり、汗が吹き出る。1時間ほどで山頂に着く。見晴らしが良い。広い高原状の台地には池塘などもありお花畑のシーズンでもあれば真に綺麗と思う。登山道には木橋の道がつけられていて、前白木峰まで延びている。爽やかな風が吹いていて気持ちが良い。元はブナ林の山であったそうで、1960年代に総て伐採され山頂一帯は草原状になっている。

 前白木峰を往復して小白木峰に向かう。こちらにはブナが幾分かは残っていた。谷を挟んで金剛堂山の山並が正面に見られる。往復3時間ほどかかった。

 降りてから車で金剛堂山登山口に向かう。こちらは利賀(とが)村となっていて大きなスキー場がある。村の公会堂ではコンサートがあるそうで沢山の若者達が集まっていた。こんな山奥にもと思われるほどの車の列である。

栃谷登山口にはトイレも水場もありキャンプには最適な所。しかしアブの多いのには驚いた。夕暮れ時なので多いのであろうか、素早くテントを張り中にもぐり込む。夜半隣に一つテントが張られた。

 

8/25 高槻(5:00)=白木峰登山口(11:10)−白木峰(12:10)−小白木峰往復(15:50−登山口(16:30)