金剛堂山1637.9m 3名 2007.8.26
【8月26日】
5時に出発する。涼しい内は爽やかで気持ちが良い。沢沿いには大きなサワグルミ・トチ・ミズナラなどが立ち並び感じの良い雰囲気である。やがてブナの大木が現れ「ブナの原生林」と立て札があり、ブナの純林が続いている。昔は広い範囲がブナの山であった事だろうと思われる。
山頂には大きな方位盤があり金剛堂山の標識があり一等三角点があった。正確にはここは前金剛となっている。この山は奈良時代からの修験場として開山されたそう。眺めが良い。南方に見られる形の良い山は人形山である。
中金剛から奥金剛へと向かうが、どちらにも標識はなかった。広々とした草原状の高原である。綺麗なゴゼンタチバナの赤い実がずっと続いている。リンドウのツボミが随所に見られる。多人数のパーティに出合う。
1513mの三角点は見つからなかった。どうやらコースが新しい林道に付け替えられているようで、少し戸惑う。東俣峠はトイレもあり、砂利の地道ではあるが大きな道路となっている。丁度通りかかった釣りの車に便乗させて貰い、車のある朝の登山口に向かう。人気の山のようで、登山口には10台近くの車が止まっていた。釣り客も多そう。暑い2日間ではあったが、哀愁の漂う味わい深い山であった。
8/25 高槻(5:00)=白木峰登山口(11:10)−白木峰(12:10)−小白木峰往復(15:50)−登山口(16:30)
8/26 栃谷登山口(5:00)−金剛堂山(7:50)−東俣峠(11:00)