鎌倉山(2019.4.22) 

登山日  2019年4月22日(月)
メンバー  5人
コース

  登り口(8:20)―林道(8:47)ーブナ平(9:10)―鎌倉山(10:05)―千年杉(10:31)―P920m・昼食(10:53〜11:15)―P950m)―

  P940m(12:02)―下山(13:57)

活動距離 
(7.3km)   高低差 (642m) 累積標高 登り/下り  (922m/927m) 活動時間(約5時間20分)
 


 

      登り口
 
    一旦林道に出て、尾根に入る
 
 ブナ平ブナは見つからず大きな樅の木が
 
     イワウチワかな

 トクカワソウは葉が縦長。朽木の山にはトクカワソウが多いようです。イワウチワは葉が横のほうが長く、基部が心形をしています。果たしてこれはどちらでしょうか
 
 鎌倉山(冬枯れ状態)

 鎌倉山は山頂が広く、幾方向にも尾根が延びています。感で動くと、つい他の尾根に入りそうになってしまうのでコンパスで方向を確認してから出発
 
       千年杉
 
 ここを登れば、あとは楽
 
引き込まれてしまいそうなP920mで早い昼食
 
       マメザクラ
 
山には溢れんばかりのタムシバが咲いていた。
 
    これは イワウチワ
 
     高い処にエンレイソウが
 
    P940mに向かう
 
 P940m人文字で940わかるでしょうか)
 
 下山口(振り返ると大した斜面に見えないが)

 今回の山行も、下山ルートに惹かれ参加しました。

まだ、山は目覚めの途中で、冬枯れの中、タムシバがお先に失礼と純白の衣をまとい、私たちを誘っています。タムシバの季節になると、山を卒業し

てしまった先輩が「初恋の、におい」と、そっと花びらをかいでいたことを思い出し、花びらを拾い、もんでにおいをかぐのが、私の習性となってしまいま

した。今回同行のK氏は春になると「ナッチョ」「桟敷が岳」などタムシバの山々を訪れ春の息吹を取り込んでいるようです。春先のタムシバは人を惑わ

す魔性の花か、それとも天使かな。

 八丁平への分岐辺りまでは、通常の登山道で迷うことありませんでした。ただ、分岐手前のP920mの北東に延びる尾根に入らない様、コンパスで確

かめ、一旦南下してから、東方面への尾根に入りました。広くて明るい尾根です。P940m下のアンブで北東に延びる小さい派生尾根に入らないよう進

行方向を確認。300mほど進んだピークで再度下山する北東の尾根にしっかりとコンパスを合わせました。ここが一番難しく、うっかりすると南東の派

生尾根に引きずりこまれそうになってしまいます。下る尾根はずっと下の方にあって、これを見つけることは、到底私にはできそうもありません。(50m

くらい下ってようやく間違いに気づくのではないでしょうか。)そこから、葛川坊村の少年自然の家までは快適な登山道・そのはずでした。あと、高度

90m・水平距離にして150mというところで、斜度がきつく、しかも落石の危険がある所に出ました。落葉で足元は不安定でつかまる立木も少なく、滑り

やすく、非常に怖い思いをしました。リーダーの助言で木の根っこや岩につかまり、トラバースしながら、ようやく下りることができました。要注意のコー

スです。                                               ( 写真・Minabe・Sasaki   記録文・Sasaki)