上丹生浄水場 |
お陀仏したかわいそうなモグラ |
浄水場横の尾根から取りつく |
きつい登りです |
ジグザグに登ります |
注意して歩かないと落石を起こしそうです |
エビネのお出迎え |
岩がもろいです |
お陀仏した蛇さん |
主稜線に乗る |
アオダモの白い花が眩しい |
歩き始めて初めてであった山芍薬 |
植林地を行く |
伊吹山が見えます |
ミヤマハコベもかわいい |
山芍薬 |
沢山さいている |
群生に歓声 |
まだ蕾もひかえています |
ヒトリシズカも沢山あったが、花は終わりに |
山頂はどこだ |
少し戻って阿弥陀ケ峰山頂を見つける |
花弁が恥じらいのピンク |
ピークでコース確認 |
又群生です |
トラバース道をゆく |
柏原道と合流 |
合流地点は7合目 |
ニリンソウ |
疲れた足にこの登りはつらい |
あともう少し |
避難小屋 |
中央ピークが霊仙山最高峰 |
経塚山もスルー |
お虎が池から北西尾根に入ります |
尾根をようやく見つけ、下ります |
この尾根にもヤマシャクヤクの群生地 |
緊張の連続で写真どころではなく |
林道に出てようやくシャッターを押す |
林道ショートカットで再び尾根に |
ようやく下山。時はすでに18:00 |
神社から浄水場に戻る。やったー! |
霊仙山には5回登り、その内4回は谷山谷で、ヤマシャクヤクの時期でした。清楚で透き通る白い花に、また会いたくなって、計画をお願いし、実現した山行です。阿
弥陀ケ峰は初めてのコースです。上丹生浄水場からの登りは最初きつく、落石に注意して登る必要がありました。歩き始めて1時間40分くらいで最初の山芍薬に出会い、
それからは足元や斜面にヤマシャクヤクのオンパレードです。恋焦がれた君にこれだけ出会うと少し、そっとしておいてねと言いたくなるくらい贅沢なコースでした。
阿弥陀ケ峰の山頂には小さな札がぶら下がっているだけで、注意しないとわかりません。南東に大きく張り出した尾根の下降点に石柱が立っていて、うっかりすると
こちらに引き込まれそうになります。私たちも最初下りていき、間違いに気づき戻りました。下山方向の尾根は標識もなく(目視でもわからない)コンパスを合わせて
斜面を下りました。
柏原道に合流するトラバース道は最初は平坦でしたが合流地点手前はせりあがった丹生川源頭を眼下に、滑りやすい所が1か所ありました。四丁横崖までの稜線や谷
筋には可憐なニリンソウが花を咲かせ、バイケイソウの株もたくさん出ていました。
漆が滝からの道と合流する四丁横崖から避難小屋に向けての登りはつかれた体にはしんどかったです。避難小屋に着いた時は、すでに3時を過ぎていました。この時
間に霊仙山に登ると遅くなるということで、あっさりとスルーしました。霊仙山付近は以前と様相が変わっていて以前はコースの両脇に低い灌木があったのですが、一
面草原風で、下山する北西尾根を探すのに少々手間取りました。
北西尾根は急こう配で、前半は平均勾配が35度前後ありました。雨の時や暗くなったらとても利用できるところではありません。滑らないように緊張の連続でした。
本当に沢山の恋焦がれたヤマシャクヤクに出会え、霊仙山に登らなくても、大満足の山行でした。 (記、Sasaki)