(10月里山」ハイク)皆子山 2018.10.10 Sasaki
寺谷出合手前のズクシ谷 倒木が覆いかぶさっている。 |
平の仲平橋に戻り東尾根登山口から尾根へ。割と急な登りですが、40分もするとなだらかな傾斜となり、杉の植林地になりました。交互に自然林、杉植林となっている中をひたすら
歩いていくと、ピークの木立に平への標識が付いているところに来ました。霧がかかり、幻想的な雰囲気です。ここがP941だと思いコンパスを露岩方向に合わせましたが3分位すると
先ほどとあまり変わらないピークに来ました。地形と磁石がピタッと来ません。どうやら平への標識をP941と思っていたのが間違いの様です。P941からいったん下り、登り返すとゆる
やかになり、南の方に琵琶湖や蓬莱山が見える露岩とやらに出るのですが、どこかはっきりしませんでした。緩やかに一登りすると寺谷との分岐に合流し、そこから70〜80m北方向
へ行くと皆子山山頂でした。山頂には3等三角点がありました。記念写真をとり、昼食。ここで雨具をつけました。天気予報ぴったりでした。
あいにくの空模様で、眺望はありませんでしたが、静かな山歩きを楽しみました。
寺への参道 |
墓の手前が登山口 |
尾根に出る |
P941m? |
皆子山 |
広い尾根の終わり |
下山しました |
靄に包まれた集落 |
〔コース〕 平バス停(9:45)−寺谷出合ー(10:40)東尾根登山口(10:45)−(11:05)P941ー(12:36)皆子山(昼食)−(14:13)下山 参加者:5名 アクセス:車
〔感想〕
山は刻々と変わっていっていることを実感しました。2004年足尾谷から登った時の記録を見ると「・・突然、ささの刈り取られた12畳くらいの広場となっている皆子山に着きました。・・
・・下山は南に延びている笹原の尾根を少し行くと・・・男性一人と会い、相手方は私たちの笹をかき分ける音が熊だと思ってびっくり・・」とあります。14年後の今は、ササの痕跡を見つ
けることはできません。林床はつるつる状態で木々も世代交代できずに弱っています。鹿の頭数が減らない事には山は再生できないのでしょうか。