鳥取・岡山県境の山毛無山(けなしがせん)1218.4mの思い出

 

2018610日(日)午後630分に京都を出発しました。夜出発なので、宿を確保していると「ほっと」します(宿代2,700円、素泊まり)。宿に午後940分に到着しました。休憩を含んでいるので、3時間もかかりません。

話しは戻りますが、宿の看板が出たところで一匹の蛍が飛んでいました。それをきっかけに、どうしてもホタルが観たくなり、管理人に尋ねました。車で15分ぐらいのところに『ホタルの里』があることを教えてもらいました。清流に蛍が乱舞しており、本当に幻想的で、綺麗でした。

翌朝、台風の影響が心配でしたが、とりえず雨は降っていません。蒜山高原まで車で移動しました。山々に厚い雲がかかっていますが、リーダーがどんどん車を走らせます。駐車場までの案内板はしっかりしており、迷うことはありません。駐車場前には、トイレとビジターセンターが併設されています。トイレには更衣室もあります。靴の洗い場もあります。設備が行き届いています。今は改修中のため使えませんが、山の家という休憩所もありました。

登山口周辺には、ヤマボウシとクマシデオ・オバアサガラの花が咲いていました。ヤアボウシが大好きで、今年初めての出会いです。綺麗な小川も流れており、心が癒されます。登山口〜白馬山〜毛無山〜大杉〜登山口まで周回しました。白馬山コースでは、740mでブナ林に出合いました。急登ですが、サワフタギ・マルバフユイチゴなどの花々を楽しみながら登りました。稜線付近では、カタクリがしっかりした実をつけています。道端にあっても元気なカタクリです。花の時期は沢山の人たちが訪れるようです。花のころに、もう一度訪れたいものです。山頂で昼食をとっている間だけ雨が止み、それと同時に虫が出現し、顔の周りを飛び回るので鬱陶しいです。虫よけスプレー(特にはっかのスプレー)が必須です。ネットも良いかもしれません。

下山コースはブナ林です。所々に大きなブナがあり、リーダーが証拠写真を撮っていました。ブナ林を楽しみつつ、ひたすら下山しました。林道歩きでも楽しみがありました。ショウマ・コアジサイの群生もあり感激しました。フィニッシュは女滝にある大きなヤマボウシです。こんな大木は見たことがありません。大満足でした!!

雨のお蔭で幻想的な風景にも出会えました。程よい雨の中、本当に快適でした。

鹿もいますが、自然の豊かさの中で共存しあい、豊かな植生が残されています。昨年行った朝鍋鷲ヶ山と今回の毛無山で(縦走していませんが)繋がりました。ありがとうございました。また、岡山の山歩きをしたいものです。

   (ツクバネソウ)               (ヤマブキショウマ)           (毛無山)                 (毛無山山頂)




(ヤマボウシ)


(サワフタギ)


(ブナ林を歩く)


(ササの花)
(登山口925分〜山頂1155分〜登山口14:00 山行・3名 文責・Kusumi