小野村割岳2017.11.22

全国的に寒気団が入り込んで、余呉方面の大黒山は道路の凍結が心配ということでリーダーは京都北山・小野村割岳に変更。車は花脊の峠越えを避け、紅葉真っ盛りの周山街道から早稲谷川(わさだにがわ)沿いの林道に入りました。。

現在地確認をしながら早稲谷川沿い林道を歩き、ゲートを過ぎ、小さな滝で山を巻くようになると、辺りはうっすらと雪化粧。「今年は雪の便りが早いね。」「やはり、カメムシが多かったもんね」と話しながら初雪を楽しみました。林道の行き止まりのところに小さい尖った岩があり、トラロープが張ってありました。男性陣はそこを通過しましたが、私は安全を考えて一旦沢に下り岩を巻きました。尾根に上がると更に、雪は多くなりました。

小野村割岳山頂からは青葉山を遠望できたようですが目の悪い私は見つけることは出来ません。風が冷たく寒いので、記念写真をすばやく済ませ、山頂下の平たい所で昼食。のんびりと食事を楽しむ間もなく稜線歩きとなりました。

30分くらい行くと、小さなピークに立っている伏条台杉の巨木が飛び込んできました。圧巻です。何百年も前からこの地を動くことなく通る人や動物を見つめている大杉。自然の大きな力に対面できるこの瞬間は山を歩く大きな楽しみのひとつです。この巨木に911mの標識があり、現在地確認の強い味方。そこから数分行くと本日下山する尾根の入口で、珍しくアンブとなっており、付近に佐々里峠への標識が取り付けられていました。小野村割岳から佐々里峠方面に向かう時、標識がないとこの南に延びる尾根に入ってしまいそうです。

ピーク781m手前までは順調に進んで行きました。781m付近は山頂をつぶしたように広がっていて781mを見つけるのに手間取りましたが、なんと木の上のほうに781の小さな札を見つけました。「781がわかったらしめたもの」とリーダーはどんどん下っていきます。途中森の恵み・なめ茸を頂きながら。当初予定の尾根を変更し、南東方向の支尾根を下り早稲谷川林道に下り立ちました。

   ゲート付近の橋                           山は雪化粧
     小野村割岳山頂                     つらら                        P911mの伏条台杉          佐々里峠と下山方向尾根との分岐
                               伏条台杉                                   P781m

〔コース〕

  早稲谷川林道(9:06)−ゲート(942)―小野村割岳(11:00)―P911m(1200)―尾根取りつき(12:12)―P781m(13:30)−

  早稲谷川沿林道(14:33

〔メンバー〕他3名               〔標高差〕430                        (記・Sasaki)