摩耶山

阪急高槻市8:30＝十三8:49, 8:56＝王子公園9:30（WC）→上野道登山口「160m」10:05→展望所10:20（休）→ロープウェー虹の駅11:05（休）→旧天上寺山門11：30→摩耶山史跡公園「702ｍ」11:40（休）→摩耶山山頂12:05→掬星台「680m」12:15-13:25（昼食）→地蔵谷分岐13:45（天狗道へ）→学校林道分岐14:40（学校林道へ）→（旧摩耶道）→雷声寺15:40→三ノ宮駅16:30

歩行距離　9.8km　標高差　465m＋α　所要時間　7:00 (歩行時間　5:30)

　前日から日本列島を寒波が襲い、ニュースは大雪関連で溢れていた。「六甲山系瀬戸内側は比較的雪が少ない。頂上からは、ロープウェイ・ケーブルカーによる避難路がある。」との事で、リーダーは山行の実施を決断、参加者にはアイゼン必携の指示があった。翌朝、家のまわりは一面の銀世界、リュックを準備していると嫁さんから「こんな大雪の中、山へ行くの？」との忠告、これを無視して転ばないよう慎重に家を出発。予想通り電車は雪のため数分遅れの運行であった。しかし、雪の量は大阪市内へ近づくにつれ減少し、神戸線に乗り換えると沿線に雪は無くなっていた。

雪のため家を出られない京都北山のNAさんを除いて12名で王子公園駅を出発。登山道にかかっても最初は雪が無かったが途中から雪を見るようになり（写真１）、虹の駅を過ぎてからは新雪を踏みしめての登山となる。雪を見ると何故か楽しくなってきます。330段？の「ながーい」階段を登りきって摩耶山史跡公園へ到着。時おり雪が舞うものの比較的天候は良く、大阪湾・淡路島・大阪市内・神戸空港・神戸市内等を見回せ、眺望もバッチリ（写真２＆３）。摩耶山頂上で集合写真を撮り（写真４）、掬星台へ。ここで本日のハイライトである「豚汁」の準備にかかる。それにしても、寒いです。ガスバーナーは寒さと気化熱のためボンベは凍るは、火力は圧倒的に落ちるは、お湯がなかなかできません。持ってきた物をすべて着込み、足踏みをしながら待つこと約20分、やっとできた豚汁の美味しかった事（写真５＆６）、みんなで豚汁リーダーのSMさんへ大感謝でした。

スリップに注意しながら「学校林道」・「旧摩耶道」を慎重に下って三宮を目指しました。中腹からは積雪も無くなりピッチも上がりました。4時半に三宮に着いたにもかかわらずガード下の飲み屋はどこも満杯、やっと見つけた串カツと姫路おでんの店で盛り上がりました。

　　　　　　（薄っすら雪化粧の登山道）　　　　　　　　　　　　　（登山道からの展望1）　　　　　　　　　　　　　　　　　（登山道からの展望2）

　　　　　　　　（山頂にて）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（豚汁調理中）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（豚汁で体がほっかほっか）

　地球温暖化が叫ばれる中、近畿地方にも久しぶりの雪で、期せずして摩耶山で雪山ハイクができ大満足でした。皆さん慎重に歩きスリップ事故等なく下山できましたが、リーダーのUSさんは中止か実施かで相当悩まれた事と推察致します。事故があった場合、基本は各人の自己責任であり、リーダーに責任は無いと思います。しかし、今回のようにニュースで大雪情報が伝えられている場合はどうなるのでしょうか？私は、リーダーには責任は無いと考えていますが、参加者の皆さん、参加者の家族はどう思われているのか？少し気になりました。ちなみに、私の嫁さんから、「無事下山しましたか？」とのめったにない確認メールがありました。今回の天気の中、山へ行く事に少し不満があるようでした。