金糞岳(201704.30)晴れ 参加者7名
金糞岳は東俣の谷を登る深谷ルートをNさんから聞いて大変な山だという思いがありましたが、今その道は関電のダム工事等で立ち入り禁止となっています。最初、高山キャンプ場に車を止め奥山〜白倉〜金糞〜高山キャンプ場の周遊コースの予定でしたが、18Km・8時間かかると下山が6時になることから、鳥越林道を連状口まで車で走りそこから金糞・白倉岳往復に予定変更。
鳥越林道横の小高い丘のようなところの尾根の入口が連状口でした。雪が解けて日が浅い山は、冬の眠りから目覚めたばかりで、登山道脇にはショウジョウバカマ・イワウチワ・カタクリ・イワナシなどの花が顔を出し、目も覚めるような白いタムシバが尾根に咲き誇っている姿に感激。しかし、HKさんによると以前はもっと、カタクリなどたくさん花が咲いていたそうです。今はどこの山も花が減り、寂しくなっています。
40分ほどで小朝の頭、木に1081mの標識が。地図では1120mに小朝の頭があることになっているのですが・・・小朝の頭すぐ下の平なところにまだ雪が残っていて、金糞岳が見えました。大朝の頭からは鳥越林道に出る道が伸びていました。ここから240mの尾根登りでしたが、もうすぐ山頂らしき道に何回も騙されながら金糞岳に到着。山頂はだだっ広く伊吹や能郷白山など雪を被った奥美濃の山々が見えました。山頂でたっぷりと時間を取り眺望を楽しみ、昼食後白倉岳へ向かいました。途中、KさんはHIさんたちと登って来た谷道を確認していました。大変だろうが面白い道だったに違いありません。山頂には、たくさんの蕾を付けたシャクナゲが春を告げていました。ここでも、ゆったりと休憩できたのはコース変更のお蔭。
下山は、登りでは気が付かなったマンサクの花を眺め、ブナの芽吹きを楽しみながら来た道を戻りました。
〔コース〕
高槻=長浜IC=高山キャンプ場=連状口960m(9:40―小朝の頭―大朝の頭―金糞岳1317m(11:47−12:30)―
白倉岳(12:58−13:18)―金糞岳―小朝の頭―連状口(15:34)
・歩行距離8km ・歩行時間4時間51分(大・中休止除き、小休止は含む)