2016.4.16

リトル比良

 

1.行程(ランクC

JR高槻 (8:01)JR北小松「100(8:49)(9:00出発)→登山口(9:25)(10)1.4K滝見台(9:42) →1.2K涼峠「500(10:10)(5)1.0K寒風峠「600(10:50)(滝山703m(5)) 2.3K鵜川越 「550(11:54) →0.6K岩阿沙利山686(12:15-12:40昼食) →(八王子「693) 1.9K鳥越峰「702」(13:25) (オーム岩10) →1.3K岳山565m(14:35)(5) (白坂15:20) (5)2.5K音羽(16:00) →0.6KJR近江高島(16:15)(16:21) =JR高槻 (17:13)                                  

歩行距離 12.8Km、 標高差  603m+α+α+α、

所要時間 7:15(歩行時間 6:10)   天候 晴れ

参加者 7名 

 

2.概況

 絶好の山登り日和、JR高槻駅ホームにて6人集合、8:01発、新快速に乗り込む。運よく全員座れた。京都駅にてO氏と合流。JR北小松駅にて下車。高校生グループも下車。9時駅を出発、しばらく車道を歩き楊梅滝入口にて衣服調整と各自準備体操。入口には黄色の登山ポストがあった。

左側の橋を渡り、登山道に入る。15分ほどで滝に到着。N氏によると先日の雨のせいか、今までで一番水量が多いとのこと。この辺で先ほどの高校生に次々と抜かれる。聞くと、東大津高校ワンダーフォーゲル部員で、本日のコースはヤケ山越えガリバー村で、大会に向けてのタイムトライアルとのこと。15キロの荷物を背負い、駆け抜けていった。所々ミツバツツジを見ながら、登って行くと涼峠に出る。開けた場所で字のごとく夏も涼しいらしい。

分岐の道を右に取り、ほどなくして楊梅滝の源流である沢に出る。沢沿いに何度も渡渉しながら進むのはスリルもあって楽しい。大きな卵型の岩、苔むした木々、川の音、雰囲気もあっていい所だった。寒風峠に到着、休むことなく最高峰目指して進む。きつい登りが続きやっと本日の最高峰703m滝山に到着。遠くに蛇谷ケ峰、武奈ヶ岳が見える。

休憩後、アップダウンを繰り返し、林道鵜川越を横切り再びきつい登りの末、やっと岩阿沙利山に到着。途中たった一輪だけショウジョウバカマが咲いていた。ここで昼食。56人のハイカーがいた。

さて、再出発、どんどん下りさらに下る。看板を境に急な登りに転じる。大きな岩がごろごろ見えてきた。見張山へ行くところの分岐でもある鳥越峰702mに到着し、小休止する。黄色い花の木、タムシバが可愛らしい。直ぐ下がオーム岩である。一辺が7mくらい?の巨岩だ。岩の下と上でそれぞれ記念撮影。上からは奧比良、近江高島、琵琶湖が見渡せ、戦国時代の武将気分で気持ちがいい。しばらく下って登って振り返ってみたが、オームのようには見えなかった。見えるという人もいた。

岳山に到着、5分休憩。暫く歩くと道は二手に分かれ、Leaderは右の道を取る。結構険しい下り道となり、途中3回ロープがあった。岩肌がむき出しになった滑りやすい所を23か所通って、岳観音堂跡に出る。お堂は壊れて屋根瓦が散乱していた。石段を下っていくと白い砂山が見えてきた。白坂だ。小学生の男の子3人が段ボールを腰に当てて上手に滑って遊んでいた。ほどなく行くと石灯籠があり琵琶湖が綺麗に見えた。賽の河原、長谷寺、大炊神社を通過し、1621の新快速に間に合うべく、速足で近江高島駅に急ぐ。コンビニで思い思いの飲み物を買ってぎりぎり間に合った。朝の高校生グループも一緒だった。

          雌滝                              卵型の巨石                            ショウジョウバカマ
       オーム岩にて                               オーム岩からの眺め                                       石灯籠

3.感想

リトル比良とはいうものの何度もアップダウンがあり、なかなかハードな山行だった。春の花々、川のせせらぎ、オーム岩からの絶景、そして楽しい会話、最高の休日での山行となりました。 

                         A.U