音羽三山 2016.5.28

1.行程(ランクB

 R高槻(7:51) =近鉄上本町 (8:52) =桜井(9:38) =桜井南口バス停 (9:45) =下居「230(9:59着、10:30出発) →(5)2.0K音羽観音「590(11:20) (10) →0.5K展望台「720(11:50-12:00)0.7K音羽山851.4m (12:20-12:45昼食)0.7K経ケ塚山889m(13:05-13:15) 1.2K熊ケ岳904m13:55-14:05)0.7K三角点「熊ケ岳」858.8m(14:27)0.4K大峠(14:35)(5)2.9K不動ノ滝(15:20到着、15:36発) =近鉄桜井 (15:59)

標高差  670m+α+α   歩行距離 9.1km

所要時間 4:50(歩行時間:3:35)

参加者  11

2.概況  

近鉄桜井駅から談山神社行きバスで15分。バスに乗り遅れた2人を下居(おりい)のバス停で準備体操をしながら待つこと30分。タクシーで駆けつけて(1940円、痛い出費だね!)無事合流。バスの進行方向に10m程標識に従って、分岐を右に登って行く。畑や林の中のコンクリート道を行くと再び民家と田畑があり、「音羽観音まで1キロ」の標識。曇りとは言え汗が滴る。この分岐を左へ、森林帯の中、途中つづれ折の急坂がしばらく続く。

丁石道は整備された参道で、急坂を登りつめ石段を上ると音羽観音(善法寺)だ。ここは天平勝宝3年(751年)に開かれた古刹。境内に高さ225mの「オハツキイチョウ」の古木があり、県の天然記念物になっている。

 
   (音羽観音への分岐
 




         
          (音羽観音)
 
       (オハツキイチョウ)

15分程で本道と合流し、音羽山山頂の広場に到着。自然石の三角点がある。展望はないが、ここでやっと昼食。山頂から大きく2度下り,急坂を登りつめたところが経ヶ塚山。山頂は「経典」が埋めてあるという石灯篭があり、かなり広い。樫の自然林の間から北東に宇陀方面の展望がある。自然林はここだけとのこと。西には室生や葛城・金剛の山々が遠望できる。急坂を下り7分程で東の熊ヶ岳への展望が開ける。クマザサの中を三度下り、二度上ったところが熊ヶ岳頂上。三山の最高峰で小広場だが、展望は無し。

        (音羽山頂)    
           (熊ケ岳)

急坂を下り、二つの登りのところに近鉄の無線反射板があり、四等三角点がある。10分程で「女坂伝承地」の石碑がある大峠に着く。ここから「竜門ヶ岳」へ向かえるが、我々は分岐を右へ。バスの時間(一時間に1本)の関係でピッチを上げ、滑りそうなコンクリートの林道を進む。針道の集落を抜け直進すると不動の滝の水音が聞こえた。
下山したところに破不動尊があり、水道水で洗顔しさっぱりした。不動の滝バス停はすぐである。大峠から頑張って40分で到着した。

 
    (大峠「女坂伝承地」
 
        (不動の滝)
 




         (破不動尊

3.所感

リーダーからクマザサの中を歩くので、長袖でとアドバイスをもらっていたが、予想よりササはまだ小さかった。晴天ではなかったが、新緑の中、心地良い山行でした。何より、人に会わなかったのが良かった。桜井駅には4時前に着いたが、反省会の場所(店)がまだ開いていなかったのでウロウロしていると、たまたま商店街のイベントが広場であって、無名のプロレスを観戦しながら屋台のビール・ポテト・たこ焼き・手羽先・等々…での反省会となった。

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