音羽三山
1.行程(ランクB)
標高差 670m+α+α 歩行距離 9.1km
所要時間 4:50(歩行時間:3:35)
参加者 11名
2.概況
近鉄桜井駅から談山神社行きバスで15分。バスに乗り遅れた2人を下居(おりい)のバス停で準備体操をしながら待つこと30分。タクシーで駆けつけて(1940円、痛い出費だね!)無事合流。バスの進行方向に10m程標識に従って、分岐を右に登って行く。畑や林の中のコンクリート道を行くと再び民家と田畑があり、「音羽観音まで1キロ」の標識。曇りとは言え汗が滴る。この分岐を左へ、森林帯の中、途中つづれ折の急坂がしばらく続く。
丁石道は整備された参道で、急坂を登りつめ石段を上ると音羽観音(善法寺)だ。ここは天平勝宝3年(751年)に開かれた古刹。境内に高さ225mの「オハツキイチョウ」の古木があり、県の天然記念物になっている。
(音羽観音への分岐) |
(音羽観音) |
(オハツキイチョウ) |
15分程で本道と合流し、音羽山山頂の広場に到着。自然石の三角点がある。展望はないが、ここでやっと昼食。山頂から大きく2度下り,急坂を登りつめたところが経ヶ塚山。山頂は「経典」が埋めてあるという石灯篭があり、かなり広い。樫の自然林の間から北東に宇陀方面の展望がある。自然林はここだけとのこと。西には室生や葛城・金剛の山々が遠望できる。
(音羽山頂) | (熊ケ岳) |
急坂を下り、二つの登りのところに近鉄の無線反射板があり、四等三角点がある。10分程で「女坂伝承地」の石碑がある大峠に着く。ここから「竜門ヶ岳」へ向かえるが、我々は分岐を右へ。バスの時間(一時間に1本)の関係でピッチを上げ、滑りそうなコンクリートの林道を進む。針道の集落を抜け直進すると不動の滝の水音が聞こえた。
(大峠「女坂伝承地」 |
(不動の滝) |
(破不動尊) |
3.所感
リーダーからクマザサの中を歩くので、長袖でとアドバイスをもらっていたが、予想よりササはまだ小さかった。晴天ではなかったが、新緑の中、心地良い山行でした。何より、人に会わなかったのが良かった。桜井駅には4時前に着いたが、反省会の場所(店)がまだ開いていなかったのでウロウロしていると、たまたま商店街のイベントが広場であって、無名のプロレスを観戦しながら屋台のビール・ポテト・たこ焼き・手羽先・等々…での反省会となった。
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