バスハイク 鈴鹿山系 御池岳1247m 2016.10.22
彦根インターから306号線に入り鞍掛峠に向かってバスが走っていると大君ヶ畑の崖崩れで通行止めの看板があり、
身支度もそこそこに10:55に入山。谷入口は少々荒れている。谷横をとてもゆっくりペースで歩いていただいたお陰で、いつもは息が上がるのだが、周囲を十分観察し、写真も撮ることができ、非常に助かる。谷筋で枯れかかったアケボノソウの大株が目に付く。御池岳は石灰岩の山で花が豊富らしいが、この季節ほとんどの花々は地に戻っていてお目にかかれないのが残念。
長命水を過ぎるとすぐ左の山腹を巻くように道がついていて、20分弱でカタクリ峠につく。そこはひらけた峠となっていた。 紅葉を期待していたが、まだまだで、オオイタヤメイゲツも葉の縁が枯れた状態で黄変しており、鮮やかな赤を見ることはできなかった。
9合目を過ぎるとすぐ、御池岳山頂に着いた。あいにく雲が多く眺望は今ひとつでしたが山頂付近はテーブルランドとなっていて気持ちの良い空間が鈴北岳まで続いていた。特に、青々とした苔の台地・日本庭園の広がりは、美しい。また、御池岳と呼ばれるだけあって、雨量の多い時は水が溜る窪地がたくさんあり、真の池にはこの時も多くの水があった。
鈴北岳は天気の良い時はさぞ素晴らしい風景が広がるであろうと感じさせる山だった。1時間15分で鞍掛登山口に下ることができ、全体的にゆったりとした楽しい山行でした
〔コースタイム
コグルミ谷(10:55)−タテ谷・鈴北岳分岐(11:21)−長命水(11:38)−カタクリ峠(天が平)(12:00)−御池岳(13:00)−(13:30)−鈴北岳(14:18)―鞍掛峠(15:15)−鞍掛登山口(15:31)
〔参加者〕 19名(内一般4名)