中山・大峰山

 

1.行程 (ランクB

阪急高槻(7:56)=十三(8:15,8:23)=山本「50(8:45,8:50)1.1K万願寺分岐「195(9:05)(10)1.0K鉄塔下広場(9:50)(10)1.6K展望地小広場(10:50)(5)2.7K中山478m(11:35-12:00昼食)1.7Kr33交差(登山口)280(12:35)(10)2.2K大峰山552m (13:40-14:00)1.8K桜園東屋(14:35)(10)1.5KJR武田尾(15:30到着,15:42)=宝塚(15:50)

 歩行距離 13.6km 標高差 470m270m+α 所要時間6:40

参加者  12   天候:快晴 

2.概要

      雲ひとつない晴天のもと、紅一点?のU女史を含め12名の参加を得て、阪急山本駅を出発。このあたりは、造園の街だというF氏の説明を受け、なるほどと頷く住宅街の庭園を見ながら、川沿いの山道へと入る。大聖不動尊門をくぐり、最明寺に至る辰巳橋を渡ったところで、各自準備体操を行う。満願寺分岐を経てすぐに、今回最大の難所、岩場の急登がある。先頭を行くSLに「Fさん、速いよ。もっとゆっくり。」との声も届かず、おまけに、途中、数匹のスズメバチに行く手を阻まれ、先週組の二の舞になるのかと恐れたが、無事になんとか登り切れた。登り切った鉄塔下の広場で休憩。一気に登り切ったので汗だくだ。飲料水補給とK氏、U女史からおやつの提供を受け、生き返る。だが、ここからの景色は抜群で、眼下に伊丹空港、中程にアベノハルカス、遠くに金剛山まで見通せ、心が和んだ。ここで、Fリーダーの指示により先頭がN氏に変わり、いつものペースに。後ろで談笑が始まり心地がよい。しばらく快適な縦走路が続き、少しアップダウンを繰り返した後、眼下にけやきゴルフ場が見える場所で小休止。N氏曰く、このあたりはゴルフ銀座だとか。接待ゴルフ時代が懐かしいのか、一瞬U氏の目が輝いたのが印象的であった。ゴルフ場の脇をとおり、両側がフェンスの味気ない山道を過ぎたあたりの縦走路から少し上がったところに、中山最高峰(478m)三角点を確認。ここで昼食を取る。ここでもスズメバチにつきまとわれたが、目的が小生のサンドイッチだと気づき、欠片を与えたことでハチの興奮が収まり事なきを得た。しかしながら、やはりこの時期は細心の注意が必要である。

ここから長尾谷ダムまでは基本下りで、下りきった十万辻峠の車道を渡ったところに大峰山の登り口がある。ここから尾根の取付までは結構な急登だが、最年長のH氏が先頭を切って登る勇姿を見て、負けじと奮起したが敵わなかった。恐るべし老人?である。尾根取付で小休止を取る。10月半ばだというのに、昼間はまだまだ暑く、多量の飲料を必要とした。つい最近会に入ったTU氏が、休憩の度に地図で現在地を確認している。熱心だ。自分も入会当初は必ず地図を持参し現在地を確認していたが、最近はサボり気味だ。反省しきり。そこから一時間ほどで大峰山山頂(552m)に到着。休憩とともに参加者全員で記念撮影。N氏のカメラの小道具が微妙に役立つ。できあがりは、添付のとおり素晴らしい出来栄えだ。

ここで、O氏から先日のスズメバチ惨事の状況を聞く。本来なら悲愴感の漂う話であるが、O氏が語るとなぜか滑稽となるところが不思議である。大事に至らず、本当に良かったと思う。ここから、桜の園までは結構急な坂が続いており、注意が必要である。桜の園の途中の展望所で最後の休憩を取る。このあたりは、春は山桜、秋は紅葉で賑わう場所らしいが、紅葉にはまだしばらく時間がかかりそうである。桜の園を下りきると、武庫川沿いの旧JR福知山線の廃線跡と?がる。枕木や明かりのないトンネルも残っており、当時の風情が偲ばれ、人気のハイキングコースとなっている。川沿いの廃線跡をしばらく歩き、JR武田尾駅に到着。帰路につく。 

  大聖不動尊門                    鉄塔下                         けやきゴルフ場                               中山
     大峰山                          桜の園                        廃線跡トンネル                             廃線跡












































3.所感

   一点の曇りもない晴天のもと、いつものように心地よい談笑を聞きながら、楽しい仲間との山行きであった。参加者も12名と多く、ハイキング部の活動も盛況となってきた。改めてこの部を立ち上げていただいたN氏や部長のF氏を始め諸先輩方のご尽力に感謝の意を示したい。後の反省会は所用により欠席したが、山行きと含め、今や私の生活に欠かせない行事となっている。(ANAKAI記)