B班山行出灰不動谷右俣2016.9.11       Sasaki記)

昨年のB班山行は出灰不動滝左俣で、今年は右俣です。
出灰川にかかっている橋を渡り、出灰観音を過ぎると屋根のついた滝行支度所が谷の入り口にあり、ここで、再度身支度を整え、谷に入りました。
 すぐに、イワタバコの群生地と不動滝が現れ、そこで右岸にわたり、300mくらい歩くと左俣と右俣の分岐で、標高335m地点。左岸を巻きながら、100mくらい遡って行くと8mくらいの滝に出ました。(後で100001の地図で確かめると、滝は標高375mで等高線が少々乱れています。)そこは滑りやすく、足場を確保しながら慎重に左岸を高巻きして滝の上部にたどり着きました。上部は滑滝になっていてこの部分を足すとかなり大きな滝です。ここからあとは、危険ではないが、小さな滝や苔むした岩等で滑りやすく、しかもシダ、倒木、低い雑木で見通しの悪い所の連続です。右岸、左岸、谷の中と歩きやすい処を探しながら進みました。きれいな谷とは言えませんが静かでそれなりの面白さがありました。食事は暑いポンポン山の頂上ではなく、小さな尾根の取りつき箇所の涼しい所で摂りました。暑い夏の贅沢なひと時。
 食後は、右、右の沢を詰め20分弱で稜線に出ました。東海自然歩道だと思いきや、どうも、雰囲気が違います。1分くらい進むと東海自然歩道に合流。そこには、丸太の道標が立っていました。いつも、どこに通じる道かと、気になりながら通り過ぎていたところで、出灰南東尾根に入る分岐だとわかり、疑問が解け嬉しかったです。ぽんぽん山山頂は人・人で溢れ、沢で食事を済ませたリーダーの判断に脱帽。
 帰路は150mくらい一休道を進み、北から北西に延びる大原野石作町・出灰町・小塩町との町界尾根Eを下りました。入ってすぐ、北東方向の尾根に入らないように注意し、あとは尾根の中心を拾って歩けばよいだけです。先端近くで西側にある倉庫跡付近に降りるつもりでしたが、尾根がえぐれているようだったので手前の崩れやすい斜面をトラバース気味に滑らないように下り、西側Fの沢に降りたった時はほっとしました。東側Dの谷との出会いでバスの時間調整の為15分の休憩後、桜木橋に出て出灰でバスに乗車して帰路につきました。参加者13名)