旗尾岳(548m)・府庁山(610m)
<日 程> 2016年9月24日(土) 天気 曇り・一時雨
<参加人数> 8名
<行 程>
JR高槻 (7:51)=JR大阪=難波(8:28、8:36発)=南海・千早口「180」(9:11、9:15発)→1.0K登山口「200」(9:30)(10分)→1.4K旗尾岳548m
(10:40) (5分)→1.8K@鉄塔「555」 (11:55-12:20昼食)→0.5K府庁山610m(12:45) (5分)→0.5KPeak645(13:07)(5分)→1.5K田山542m
(14:05) (5分)→0.8Kクヌギ峠「360」 (14:40)(5分)→2.3K南海・千早口「180」 (15:25着、15:46発)=天下茶屋(16:20,16:31))=富田 (17:24着)
歩行距離 9.8km 標高差 465m+α 所要時間 6:10(歩行時間 5:10)
<概要>
電車は、中高年のハイカーで賑わっていたが、千早口駅で下車したのは我々のグループのみであった。大部分のハイカーは金剛山や高野山を目指したのか?リーダーは、静かな山を好んでいるようで、今回出会ったハイカーは、旗尾岳の山頂で1名、登山道ですれ違った1名の合計2名のみであった。
どんよりとした天気の中、登山開始。旗尾岳までは、結構な急登。珍しいキノコが途中見られる暗い登山道を登って行くと、アレーもう頂上なの?て感じで旗尾岳に到着。山頂は展望も得られないので、水を飲んで府庁山へすぐに出発。途中、雷が鳴り始め、雨も降ってきて、雨具を着る事になりました。9月下旬とはいえ、大変蒸し暑いのに雨具はつらいものでした。アップ・ダウンを繰り返して、展望のある鉄塔に到着。「鉄塔の下は、雷に対して安全」ということで、小雨の中昼食となりました。昼食後、雨も小降りになり、少し下って、70m程登り返すと府庁山へ到着。そこから、少し登って本日の最高点(645m、山の名前はないようです)を過ぎ、鉄塔で休憩しました。天気が良ければ、本日最高の展望なのに、残念ながらガスで遠くは見渡せませんでした。そこから、田山(542m)まで緩やかなアップ・ダウンの繰り返し。田山の三角点で、埋め込んであるチップはどういうものなのか?で議論が白熱しました。田山から、雨も上がりましたが、濡れた急な下りをチョットびびりながらクヌギ峠へ下り、後はゴールの千早口駅(出発点でもある)までテクテク下りました。途中、大きな栗の実を拾ったり、彼岸花を愛でたりして、楽しいハイキングの締めとなりました。
<所感>
車窓からは、鮮やかな彼岸花が見られ、秋になったはずなのに、いつまでも暑い日が続きます。去年は雪が少なかったが、いつかの長期天気予報で今年は雪は多めと言っていました。どうなるのか?子供の頃に比べて確実に雪は減っていると感じています。愛宕山で雪山が楽しめればと願っています。
<事後調査>
《三角点に埋め込まれたチップ?》
基準点(三角点も含む)にICタグ(これが問題のチップ)を埋め込んだものを、インテリジェント基準点と呼ぶらしい。三角点以外にも街中にもインテリジェント基準点が設置されているようだ。ICタグは、外部からの電磁波によりエネルギーを得て、記録されている情報を発信することができるので、特殊な機器(IC Tag Reader等)を用いて、その場の位置情報(緯度・経度・標高等)を自動的に得ることができるようだ。
*** 以下、国土地理院のホームページから引用 ***
インテリジェント基準点は、測量作業及び基準点維持管理の効率化を目的に測量の基準点へICタグを設置したものです。ICタグには、場所情報コード(ucode)、緯度・経度・標高が記録されていることから、位置情報がその場で即座に利用できるばかりでなく、ICタグに対応した測量機器の開発により、簡便な位置決定作業が可能となります。また、ICタグリーダ・ライタを使用することにより、基準点の現況調査作業の省力化を図ることができます。インテリジェント基準点のようにICタグ等を利用した位置情報サービスは測量作業にとどまらず、さまざまな分野での応用が期待されます。
《府庁山の名前の由来》
府庁山という名前の由来は、大阪府が山一帯を山主より借りて植林を行ったことによる。(from Wikipedia)