白山
1.行程
7/22
JR京都駅7:29(サンダーバード)-JR福井駅8:54-越前鉄道福井駅9:25-勝山駅10:25-勝山タクシー10:45-別当出合11:40(昼食)-登山口12:20-殿ヶ池避難小屋15:30-黒ボコ岩16:45-室堂センター17:35(泊)
7/23
室堂センター6:10-御前峰6:45-室堂センター7:10,7:30-甚之助避難小屋8:45- 中飯場10:00-別当出合10:50-別当出合バス11:30-白峰温泉12:20(入浴、昼食)
バス14:13-JR金沢16:00,16:13(サンダーバード)-JR京都駅18:38-JR高槻19:05
♦行動距離・時間 1日目 5.5km 5:15(歩行時間4:40)
2日目 7.6km 3:20(歩行時間2:55)
♦参加者 5名
2.概要
信仰と花の山白山は金沢から白山登山バス(約2時間)で別当出合(1240)の登山口まで行くのが一般的だが、私達は福井、勝山駅からタクシーで行った。
今回の目的は山行と高山植物の鑑賞ということで、お花の多い観光新道から登った。アジサイ、アザミ等が咲く登山道だが、結構登りがきつい。30分ごとに小休憩を取って水分補給しながらゆっくりと歩く。登り始めて1時間位で景観の良い所に出る。
(遠くの眺めは段状の砂防提か?)クマザサの中、岩の階段の急登を登り切ると、別当坂分岐(1680)に出る。この辺りで少しガスが出てきた。
長い階段を上ってやっと尾根道だ。しばらく平坦な道を進み、仙人窟を潜り抜けるとこの辺りが中間点みたいだ。お花畑が綺麗で写真を撮るのに忙しい。
高台にある殿ヶ池避難小屋(2050)に到着。トイレを借りる。なかなか立派な小屋である。ここまで登山者は誰にも会わなかった。池の前のベンチで暫し休憩。避難小屋を後に真砂坂の急登を登る。晴れたかと思えば、ガスが出て天気は目まぐるしく変わるが、霧もミスト効果で気持ち良い。真砂坂から馬のたてがみ、蛇塚にかけては、
高山植物が美しい場所でタカネマツムシソウやハクサンシャジン、タカネナデシコ、シモツケソウ等花が咲き乱れている。H先輩に花の名前を教えてもらうが、なかなか覚えられない。
16:45巨大な安山岩の黒ボコ岩(2325)に到着。ここは南竜道からの砂防新道との合流点である。登山者と遭遇、若い女子達から元気をもらう。(特にO氏張りきる)
弥陀ヶ原に出て初めて主峰の御前峰が現れる。
コバイケソウ、ハクサンフウロ、イワイチョウ、ニッコウキスゲ等が咲く草原の中を板敷の道を進む。最後の踏ん張りで、五葉坂のゴロゴロした岩の間を300m登る。
17:22宿泊先の室堂センター(2448)に到着。夕食の時間までベンチにてビールで乾杯。すっかり快晴。夕日が眩しい。夕食後、サンセットを見て宴会の続きをやろうと思ったが、外は8℃寒くて早々に就寝。F氏の焼酎は歩荷になってしまった(涙)
第2日目、快晴。ご来光(白山では、お日の出と言うらしい)を拝みに行く人たちが3:30起床で、私も目が覚める。が、皆が行かないと云うので止めた(後で後悔!)
朝食後、御前峰(2702)に4人で登った。1時間程で往復。白山奥宮があり、一等三角点もある。
最高の天候で、遠くには立山連峰、乗鞍岳が見えたはず。近くは別山、大汝峰、お池等360度眺めが素晴らしかった。僅かながら残雪も見えた。
11:30のバスに乗るため、下山は砂防新道を急いで下る。今日は夏休み最初の土曜日ということもあってか、登山者が多くて、何度も道を譲った。甚之助避難小屋を過ぎ、中飯場でトイレ休憩し、ここからはゆっくりと下山する。吊り橋を渡り、3時間弱で別当出合に着く。金沢行バスで一時間、白峰温泉で途中下車。露天風呂でさっぱりし、ビールとそばで乾杯。無事、山行を終えた。
3.所感
玲子さんの「やまびこ」を拝見してから、白山への憧れがあった。今回はチブリ尾根を歩けなかったが、天候にも恵まれ、想像していた通りお花が綺麗でした。心残りは「ご来光」と「クロユリ」と「池めぐり」かな?これらはまた、次回にと言うことで。
白峰温泉も気持ち良かったです。初2000m越えは楽しい仲間と行けて良かった。
最後に、今回の教訓「靴ひもはしっかりと!」