ハイキングセミナー 第三回    ポンポン山・川久保尾根

<日程> 1010()  天気 曇り

<参加人数> 12名(ハイキング部員7名 セミナー参加者4名 会員1名)

<行程>        

    JR高槻駅南Eバス停(9:06) → 川久保バス停「235(9:32) → 川久保尾根登山口「257(9:42着、10:00)ストレッチ体操  ・実習内容説明→川久保三角点「402.6(10:20)→尾越への別れ(11:10着、11:50)三角点を探すが見つからず断念→美女三角点   「598.9(12:10)620mのピーク(12:20着、12:50)昼食→釈迦岳「631.0(13:20)→ポンポン山「678.8(13:55着、14:10)   講義→川久保渓谷経由→川久保バス停 (15:35着、15:42)→阪急高槻市駅(16:10)

       歩行距離 13.2Km 標高差 445m+α 所要時間 6:00(歩行時間 5:00)


      

 JR高槻駅南「川久保行」バス停は今日も行列が出来ていた。阪急高槻駅から合流の参加者が立って行くこととなる。川久保尾根への登山口で衣服調整・ストレッチ体操・実習内容説明後、コンパスを川久保三角点に合わせて、セミナー参加者を先頭(ポンポン山まで順次交代)に出発する。1番目の三角点「川久保」を無事発見し、リーダーから三角点に関する説明を受ける。次の三角点「尾越」へ向かい、快適な尾根道を進む。先頭が、尾越への尾根を見過ごしたため、リーダーの指示で少し戻った尾根へ入り三角点「尾越」の発見を試みるも発見できず断念。その夜のリーダーの検討によると、探しに入った尾根は1本行き過ぎた尾根であったとの事である。3番目の三角点「美女」は、少し間違いもあったが無事に発見することが出来た。セミナー参加者は、コンパスと地形図により目的地に向かうという勉強をしっかりつむ事が出来たようだ。620mのピークにて昼食休憩後、釈迦岳のピークを踏んで、ポンポン山の山頂に到着。頂上にて、歩いてきた620mのピークと釈迦岳を地形図とコンパスを用いて探す実習を実施。続いてLeaderから現地で頂いた50,000分の1の地図とコンパスを使って、鴻応山(コウノヤマ)、小塩山、霊山ケ岳等の山探しを行った。皆さん、楽しくそれぞれのピークを見つけていたようでした。バスの時間を考えて、リーダーが頂上から南の川久保渓谷にめがけて道なき林の中をほぼ直線的に下降。セミナー参加者は唖然として、ハイキング部員は待ってましたと後に続き、高度差80mばかりではありましたが、スリルを味わいました。川久保渓谷では、湧水を賞味したり、「マムシ草」を含むポンポン山で見られるお花の勉強をしながら、余裕でバス停に全員無事に任務を果たし、到着することが出来ました。皆様ご苦労様でした。

<所感>

 今回は、2番目の三角点「尾越」で手間取ったりして、集合写真を撮り忘れていた事に反省会で気づき、反省会後の集合写真となりました。反省会まで全員参加で盛り上がるとは‥第3回のセミナーも楽しく充実したものとなりました。ただ「尾越」四等三角点534.5mは探し出すことが出来なかった。帰宅後LeaderからMailが入り、図面を見る限り尾根を間違えて入ったとのこと。もう一つ手前の尾根に入るべきだったようである。しかし、その尾根は登山道からは樹林の陰で見ることも、見つけることも出来なかった。山の中での尾根、特に下っている尾根を探し出すことは難しいことであると実感した。それでも失敗したことが今後の糧になるはずで、今回良い経験をしたことには間違いない。(H. Fujita記)

三角点「美女」                                   マムシグサ                                     反省会