ハイキングセミナー 第四回 有馬七山 報告

 

                                 s.umezu(記)

日程> 1024()  天気 晴れ

<参加人数> 7名(ハイキング部員4名 セミナー参加者3名)

<行程>

阪急高槻市 (6:57)発=十三(7:16,7:23)=宝塚(7:53,8:20)=有馬温泉「370(9:00,9:10出発)0.7K妙見宮「490(9:33)0.1K落葉山(四等三角点)533m (9:35,9:42) 0.8K灰形山619m (10:08,10:18)→1.0K湯槽谷山801m (11:0011:45)0.2K分岐→0.6K 高尾山739m(12:11,12:12)0.4K仏谷峠(12:23)0.6K逢ケ山(三等三角点)722(12:40,12:48)0.6K仏谷峠(1300)0.2K水無峠「615(13:0913:14)0.1K水無山658m (13:20)0.6K鬼が島580m(13:41)→マザーツリー(13:44,14:20)0.6K林道取付「350(14:50,14:55)1.5K有馬口「300 (15:20到着,15:29)=新開地=阪急高槻市17:00)                 「  」: (標高m)(長井さんの記録)

見どころ:マザーツリー(鬼が島)

歩行距離 8.0K 標高差 431m+α 所要時間 6:10(歩行4:10) 

 

<概要>

 今回のセミナーの内容は

@     地形図と現物の地形を照らし合わせ、把握する(尾根、谷筋、鞍部)

A     コンパスの使い方と自分の歩いた登山道を地形図で確認

B     コースリーダーとして先導案内する

C     高度計の使い方

D     山の気象学

 好天に恵まれ、宝塚のバス停で全員集合。ところが、目的の8:15のバスがない。本日10/24からバス時刻が変わっていることに気付く。運良く5分だけ遅い8:20発舟坂経由有馬温泉行のバスがあり、これに乗り込む。従来のコースより距離が短いのか予想より早く9:00有馬温泉に到着した。バスターミナルの向かい側に「妙見宮」参道入口がある。簡単なストレッチ体操後、Ogさんの先導で左へと坂道を登って行く。階段脇には西国三十三カ所札場巡りの石仏が並んでいて、それを眺めながら25分程で妙見宮に着いた。本堂右手に「落葉山」への標識があり登山道を歩き始めて直ぐに四等三角点を発見。見過ごしてしまいそうな所にあるのだが、Ogさん流石です。見つけてくれました。 山道を右手に下り5分程のところにある分岐を過ぎて砂利道をしばらく下ると、有馬温泉0.4kの標識がある。この先から有馬温泉の街の眺望が素晴らしい。今度は上りが始まる。細い尾根道を過ぎ、急な階段を登り終えたかと思うと、急な坂。落葉山から30分程で予定時刻に2番目「灰形山」619mに到着。ここで10分間の休憩後、先導をNkさんに交代。順調に15分ほど下り、又、登りだ。本日最大の標高差250mの上りが始まる。10:50、階段状の上りがやっと終わる。あと、10分頑張って長い急登を上りきり、3番目「湯槽谷山」801mに到着。予定時刻の11:00ジャストだ。ここで、高度計の使い方の講義。少し早い昼食となる。Kさんの入れてくれたコーヒーが最高に美味しかった。

11:45、高尾山に向け出発。色づき始めた紅葉や木々の中とても気持ちが良い。しばらく歩くと分岐があるが、右に進み、尾根道を西に下り上りを繰り返し4番目「高尾山」739mに12:11到着。ここの山頂には山名の標識もなかった。 当初の計画では六山であったが、1座「逢ヶ山」が増え七山となる。ここから鬼ヶ島までの先導をOtさんが担当となる。山頂から左にとり第5番目「逢ヶ山」に上るのだが、仏谷峠への標識を見て尾根道を下っていく。途中から右へ大きく曲がって下り、仏谷峠に出る。桧樹林の中、今度は上りである。足も大分疲れて、急登がきつい。先導のOtさんは悠々と先を登る。12:40やっと5番目「逢ヶ山」722mに着く。山頂には三等三角点の標石があるだけであった。展望は樹林に囲まれ、全くなし。登ってきた道を仏谷峠までもくもくと引き返す。解りづらい山と山との谷間を、先導Otさんは悠々と先を行く。13:09水無峠に到着。急な尾根を6分程登ると6番目「水無山」658mである。山と言っても、どこかの山岳会の標識がなければ、見過ごしてしまう。傍らの大岩に上ると、眺望が良かった。

痩せ尾根をさらに下ると、鞍部に出る。そこから5分程で本日最後の「鬼ヶ島」580mに到着。六甲山で2番目の「マザーツリー」と言われる、「赤樫」のところで、気象学の講義と記念撮影。ここから急勾配の下りがあり、安全を兼ねてLeaderが先導する。林道の取付きまで高度差230m程下っていく。急な下りもあって、滑る滑る。今回は「尻もち」の連続でした。

<所感>

今回も天気に恵まれました。受講生の方々も、自然に「地図」や「コンパス」を使われていたと思います。今回は上り下りの繰り返しで、下ったかと思うと、「あ〜あ、又上りかあ。」という感じでした。歩行距離は短かったのですが…。

 高度計やストック等の登山用品の情報を頂いたり、山の話をしながらの楽しいハイキングでした。

  妙見宮                                           湯槽谷山                               水無山
 灰形山への登り                          マザーツリーにて