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○行程
・9/14(日)京都(19:20)⇒美濃戸口・八ヶ岳山荘(0:20)仮眠
・9/15(月)八ヶ岳山荘(5:00)⇒美濃戸(5:40)…<北沢コース>…赤岳鉱泉(8:50)…赤岩の頭(11:00)…硫黄岳(12:10)…硫黄岳山荘(12:50)泊
・9/16(火)硫黄岳山荘(5:00)…横岳(6:00)…三叉峰(6:45)…地蔵の頭(7:45)…赤岳(9:00)…<文三郎尾根>…行者小屋(11:00)…<南沢コース>…美濃戸 (13:45)
美濃戸・やまのこ村を出発し、美濃戸山荘から左の北沢コースの林道をとり、橋を渡り山道から樹林を進む。今回、花の時期は終わ
りだと思っていたが、結構様々な花が見られる。樹林を抜けると、大同心・横岳等の山峰が見え出す。アルペン的な分意気を醸し出し
ている。やがて、赤岳鉱泉に到着する。
休息がてら、遅い朝食とする。シラビソ森の登山道から、沢を渡り、急な登りの中ハシゴ・鎖場を越える。赤岳の山姿が見え出す。
ハイ松帯を過ぎて、赤岩の頭に着く。ここは、展望の大地で、ゆっくりと早目の昼食とする。
砂礫の坂道を登り、硫黄岳(2760m)に到着する。山頂は、広い瓦礫地で、広く展望する事が出来る。赤岳・横岳・阿弥陀岳・北八ヶ
岳・御嶽山・乗鞍岳・北ア・富士山等々が遠望出来る。北側には爆裂火口が見られる。
下りは、南にケルンに沿って大ダルミ(コマクサが多く見られる)を下り、硫黄岳山荘に到着する。身体が冷えたので、夕食まで布団
の中で暖を取る。
所要時間7:00
写-1
北沢林道 写-2 ヤマオダマキ. 写-3 キオン. 写-4 沢
写-5赤岳鉱泉 写-6 ウメバチソウ. 写-7 遠景. 写-8 トウヤクリンドウ
山荘を朝早く出発し、砂礫の道を登って行く。途中、御来光を仰ぎ見る。カニの横這いという岩場や・鎖場が続き、漸く、横岳
(2829m)に到着する。頂上は標識だけで狭く、切り立って高度感がある。さらに、三叉峰から岩稜尾根を進む。岩場には、沢山の花が
咲いている。鎖場を通過し、地蔵の頭まで来ると、霧の中に幻想的な赤岳の山頂が見えるではないか、終始霧が流れている。正しく、
「天空の城」である。東側に富士山が、見え出す。ラッキーである。途中、右下の岩場に小さなコマクサが一輪花を咲かせている。赤
岳(2899m)に到着する。山頂は狭いが、天気が良いので360°の展望が出来る。
下りは、山頂から文四郎尾根に向かい、長い梯子・鎖場を急降下の末、行者小屋に辿り着く。ここで休憩・昼食とする。咽喉が乾い
ているので水が非常に美味い。行者小屋から南沢コースを下る。やがて、北沢・南沢コース分岐点に出る。程なくして、美濃戸の駐車
場に着く。
所要時間8:45
写-11 御来光 写-12 梯子・鎖場 写-13 横岳山頂 写-14 岩稜尾根
写-15ウスユキソウ. 写-16 赤岳「天空の城」 写-17 富士山遠景 写-18 コマクサ
写-19 赤岳山頂. 写-20 ダイモンジソウ 写-21行者小屋 写-22 南沢林道
☆八ヶ岳は、過去に何度も機会が有りながら行けなかった山です。 今回のコースは、南八ヶ岳のアルペンスポットと高山植物の両方を楽しむ事ができまし
た。天候にも恵まれたし、食事もまずまずで、ゆったりした山行ではなかったかと思います。皆様お世話になりました。 次回は、北八ヶ岳や阿弥陀岳・権
現岳辺りに行きたいものですね?
参加者 4名