前回、ワサビ大滝付近から白滝山に磁石を合わせ、斜面を登っていったところ、赤いテープはついているものの道無き道で、相当アルバイトを強
いられた。後で考えると、どうも冬道らしい。帰宅後ネットで調べると「ワサビ大滝右岸を少し詰めるとワサビ天井滝を経て、正式ルートに出る。」とあ
ったので、みんなで、付近の道を探すとワサビ天井滝に出くわした。
ワサビ大滝から右岸を数メートル行くと、右岸の足下に「白滝山→」の看板があり、そこで谷を横切り左岸を巻くようについている道を回り込むと裏
側に大滝をしのぐ、ワサビ天井滝の水しぶきが勢いよく落下していた。そこにも「白滝山→」の小さな看板が。
そこからは、立派な山道をジグザグに登り、先ほど横切った谷の頭付近に合流すると、横切って、あとは斜面を登るのみの普通の歩きとなった。
(谷を詰めても正式ルートに出るが、落石等で危ない。)稜線に出て最初の、北側のピークをやりすごし、少し、南方向に行くと白滝山に到着した。
昼食後、オトワ池から、長池方向に向かった。
静かなたたずまいのオトワ池を左回りに南下し、湿地状態のスギヤ池を右に回り込んで行くと鉄塔のある高みに出た。眼下には長池が広がって
いた。水は少なく、干上がっているところもあったが、静寂な空気が漂っていた。長池から送電線に沿ってついている汁谷方面の道を探したが、時
間の関係で、池巡りのみでオトワの池に戻る。道は不明瞭で、磁石で方向を確かめながらの歩きとなる。間違った方向を指しているオトワ池への看
板が木にぶら下がっていて磁石無しの歩きは危うい。オトワ池からニシヤ谷を下り、ハイキング道に合流。透き通っている谷水にいやされながら、
緩やかな道を経て、汁谷に到着。ここから、リフト横のゲレンデを登り、打見山から、ロープウェイで下り、志賀駅付近の店でビールでのどを潤し、
本日の山行を終えた。皆さんありがとうございました。
長池 キタヤマブシ ハイキング道との合流点 クマアナ谷
坊村(9:50)ー伊藤新道分岐(10:25)ーワサビ大滝(11:14)ーワサビ天井滝(11:27)ー白滝山(12:26〜13:00)ーオトワ池(13:05)ー長池(13:28)ー
オトワ池ーハイキング道との分岐(14:36)ー汁谷(15:12)ー打ち見山(15:38)ーロープウェイ山ろく駅 参加者4名 記・Fuji