2014//14(日)D班山行報告

静かな裏六甲から表六甲へ 眺望ハイキング


班長として初めての山行企画で、行き先選定に頭を悩ませた。班のメンバーに行き先希望を尋ねるも返事があったのはN氏のみ。この際趣向を変えて、のんびりハイキングを計画した。6月号の機関紙登載コース(新神戸〜布引きの滝〜トエンティクロス〜穂高湖〜杣谷峠〜長峰山〜阪急六甲)で7月に下見をするも気に入らず、谷上からのコースに変更。下見の時に見かけたシェール槍の標識が気になり、ネットで情報収集の結果、これをコースに取り入れた。

天気は朝から快晴で、おのずから気分が弾む。集合場所の阪急梅田駅には定刻より早く男女4名ずつの参加者が集まり、予定より一電車早い特急に乗車できた。

谷上駅を背に右へ住宅街を15分ほど歩くと炭ヶ谷への登山口に到着する。少し山道に入り準備体操の後、時節柄デング熱対策の虫除けスプレーを一噴きして出発する。

炭ヶ谷から長峰山を下山するまで、特に危険な箇所もなく、木漏れ日の中を気持ちよく歩けた。シェール槍は、プチ槍ながら狭い山頂からの展望はなかなかのもので、北側に六甲牧場、南に麻耶別山をはじめ緑の山々、西側は遠く海が見渡せ、眼下に穂高湖をのぞむ。穂高湖で先ほど登ってきたシェール槍を見ながら昼食とした。親子カヌー教室が開かれており賑わっていた。いつもの慌しい食事風景とは違い、食後のコーヒーやデザートをよばれながら、のんびりと過ごした。休憩に入る前に出発時間を予告していなかったため、出発を切り出すタイミングが難しく、これは今後の反省材料とします。

当初は、新穂高とシェール槍の両方を目指すつもりでいたが、ルートの関係上新穂高は割愛した。前半は下見無しのぶっつけ本番であったが、先輩諸氏のおかげで無事に終了し感謝です。

杣谷峠から長峰山へは距離はさほどないが、結構アップダウンがあり、昼食後の身には少しきつかったかも?長峰山を下山し、阪急六甲駅までの急な下りは足にこたえた。石楠花山展望台、シェール槍、長峰山からの眺望も申し分なく、名実共に眺望ハイキングとなった。休憩時には皆で地図を広げ、現在地や行き先方向の確認をした。阪急六甲駅近くで反省会をして、和気藹々と楽しい一日が過ごせた。


【コースタイム】

阪急梅田750==817阪急三宮/神戸市営地下鉄谷上行842==853谷上905920炭ヶ谷登山口⇒925(準備体操)9301000炭窯跡<休憩>⇒1030三叉路<休憩>1050天狗岩⇒石楠花山展望台⇒1130川獺池⇒マムシ谷経由⇒1210<休憩>1220シェール道経由シェール槍登山口⇒シェール槍往復⇒長峰湖畔で(昼食12401340)⇒杣谷峠(トイレ)⇒1425長峰山山頂⇒下山口1540⇒阪急六甲

報告:Siraisi