公開バスハイク(小雨後晴れ、風       参加者12名一般1名)    201432

                                                       蓬 莱 山                  

記録者Miyata

今回は少し大型バスにゆったりと参加13名       

コース変更 ゴンドラで打見山〜蓬莱山〜権現山〜花折。予定より早く目的地に到着したが、冬季オリンピックの影響か?ゴンドラ乗り場の駐車場は家族連れや若者で超満員。ゴンドラに乗るのに時間が掛かるのでは?と中高年オジ様、オバ様は大急ぎで行列に並ぶ。

ゴンドラを降りると、スキー場は真っ白、視界の無い霧の中。アイゼン装着、準備を整え、霧の中から急に現れるスノーボードの若者達の急降下に、少々脅えながら、スキー場左端を一列に並び山頂山頂過ぎた頃より、霧が晴れ日差しも暖かく一面雪化粧の小女郎ケ池。美しい雪山が顔を出す ヤッホー!

ランチタイムには、お日様も仲間入り、暖かい日差しに和気藹々最近少し暖かい日が続いていたので、急斜面の雪が所々で大崩落雪庇を気遣いながら、銀世界に足跡を残し、童心に返り足取りもお喋りも軽やかに雪山を満喫美しい春の雪山に、名残を残し一気に下山  万歳\(^o^)


                                記録者Hayasi

 前日の雨が未だ残っている。久々の雪山歩けるだろうか、一抹の不安と共に家を出た。リーダーが私の顔をしげしげと見て、「今日は予定のコースを逆転して打見山までロープウェイで上がり平に下ります。」…  やったぁ、ゆうこさんとにんまり顔を見合わせた。

風も強くガスっているのに琵琶湖バレーのスキー場は小さい子連れの若い人たちであふれていた。ガスの中から飛んでくるボーダーに気を配りながら、スキー場の隅っこを粛々と登る。スキー場を外れれば程なく本日の最高峰、蓬莱山に着く。蓬莱山の頂上は、雪が全くなく枯れた芝草が広がっていた。小女郎峠に向かってぐんと下る。

時間が余るから、小女郎池を見て行こうということになった。雪原の上、いつもと逆のコースなので、入り口がわからない。もうそろそろ右手に入ればいいんだ。いや、もっとこれを下りきったところからだ。喧々囂々、そうこうしていると、すっかり雪が消えたY字の三叉路が現れ、その中央を守っているお地蔵さんが枯れ地の上に鎮座していた。「地図を出して〜」皆で地図とコンパスで、確かめる。道を右手にとることにした。程なく又道は雪の中に消えて踏み跡も消えてしまった。行く手は雑木林、私の後ろを歩いていた、一般参加者のなおみさんが、ひきかえした方が〜、と心細そうな声を発している。「大丈夫よ、やぶこぎ大好きのベテラン(年配者とも言うか)ばかりだから、」と言っていると大きな看板が見えて来た。池の説明の看板である。池は雪の下からほんのりと目覚めようとしていた。

「腹減った、飯食わせ」の声をなだめて ほっけ山の向こう斜面で食事をとる約束して、忘れ物をとりに登り返す人たちと別れ やっぱりもうちょっと降りたところが正規の道だね。と納得しながら、登山道に戻る。天気は回復して振り返れば 山頂が 青空を背景に見える。

琵琶湖側に切れ落ちている稜線を雪庇があるから あんまり左に寄らないで、と注意しながら歩く。所々斜面に亀裂が走っていて今にもなだれそうだった。

一週間前の下見の時はもっと雪が多かった。やはり、雪山ハイクは2月中にするべきだったな、と 実行委員さんたちは反省しきりであった。

私はとても満足でしたが、一般参加のちょっと若い人や、雪山に期待していて人々には不足だったことでしょう。

一番弱い者に合わせてくださったリーダーに、感謝いたします。

蓬莱山山頂にて              雪庇に気をつけながら           小女郎池
小女郎池付近                 小女郎池にて              小さい雪崩の跡
蓬莱山