鷲峰山  地形図「宇治・朝宮・笠置山」                  ポンポン山雑感

                       2013年8月5日              三鍋敏郎

二ノ谷山の予定を変更して南山城地方で最高峰の鷲峰山に登る。昔、山登りを始めたころ登ったような記憶があるが定かではない。
 大道神社の空き地に車を停め、登山準備、出勤時間なのか交通量が多い。近くに工業団地があるので、そこに向かうのだろう。 
  歩き始めると分岐があり、いくつもの石碑が立っている。右手の道を選んで進むと砂利道になる。朝の日差しを浴びながらの林道歩きは暑い。道標に従って鎖を跨ぐ。暫くはコンクリート舗装された急斜面を歩く。リョウブの花が咲いているが、終りに近い。 やがてトイレと東屋が左手に見えてくる。ここで地福谷からの東海道自然歩道と合流する。穏やかな舗装道路歩きが続く。道路が左に回り込むと、分岐があり左に金胎寺の参道がある。参道を登ると金胎寺に着く。
  本日金胎寺は無人で静寂に満ちている。行場巡りが300円、所要時間2時間程度、と書かれている。「どうします」と西川さんに聞くと「行きましょうか」との二つ返事。暫くは平坦な楽ちんコースであったが(お迎え行者)辺りから下りになり、急坂となる。東の覗きに到着。西川さん「覗ゆうても大したことおまへんな」と一言。東の覗きから西の覗きに至る道でコースアウト。「罰があたったんと違いますか?」と私。「謝っときますわ」謝ったお蔭か道が見つかって下ると、鎖場があり厳しい岩場の下り。「胎内潜り」から「千手の滝」「五光の滝」めぐりを終えると「護摩壇」。ここから一転して急峻な岩登りとなる。背中の荷物が負担となり厳しい。「初心者や年寄にはキツイ岩やね。油断すると落ちまっせ。アルプスに登る前の訓練によろしいな!」思いのほか厳しい行場巡りを終えて「かわらけ投げ場」で昼食。昼食後山頂に向かう。山頂から微かに琵琶湖方面が見える。しかしここまで来て体力・気力が抜けて腑抜け状態。予定のコースを中止し下山することにする。暑さのせいか年のせいか

         
 
★メンバー 他1名 

★コース 大道神社
8:02〜休憩舎8:56〜金胎寺8:2233〜行場9:48行場巡り終了11:32

かわらけ投げ場
11:4912:15〜山頂12:3538〜休憩舎13:04〜登山口13:40