龍門山 地形図粉河・龍門山 ポンポン山
前日に道の駅、根来さくらの里にテントを張った。ミニ宴会後就寝したが、自動車道の抜け道なのか深夜でも交通量が多く眠れなかった人もいた。
登山口にはモチツツジ、コバノガマズミなどの花が咲いていた。登山道は駐車スペースから南に向かっている。しばらくは植林地の中を歩く。道端にはツクバネウツギやチゴユリ、マムシグサなどの花が見られる。峠の手前に地蔵さんが祀られた小さな祠がある。田代峠は自然林の明るい尾根筋にあり、上空を見上げるとアオダモの花が満開で青空に映え白く輝いている。
田代峠からは穏やかな散歩道で植生が豊富なので楽しめる尾根道だ。路傍にはスミレの花が多い。山頂近くにある磁石岩でコンパスを出すと磁針が岩の方向に向いてしまう。
薄紫のミツバツツジやトリガタハンショウズルの白い花が咲いている。
龍門山山頂に到着する。紀の川を挟んで対岸には泉山脈の蒼い山並みが横たわる。
記念写真を撮って、下山開始。下山は中央コースを選ぶ。キイシモツケの木がたくさんあるがまだ花芽もない状態である。明神岩に立ち寄り岩の上に上がると新緑の山肌や紀の川流域の町並みの広がりが眺められる。明神岩の傍にある風穴に近づくとキイシモツケの花が咲いていたが、蕾が開いたばかりで、これから白い花びらを広げるらしく、黄色味が残っている。
ここからの登山道は地形図の点線ではなく北に伸びる尾根沿いに作られていた。車道に降りて昼食を取り、一本松に向かう。車道沿いの山肌には様々な野草や木々の花が咲いているので退屈はしない。
コース★登山口7:30~田代峠8:35発50~龍門山9:33発10:06明神岩分岐10:27