鎌倉山2013年11月17日(地形図花脊・久多) C班山行
出町柳からバスで坊村に入る。
橋をわたって、北に進路をとると、すぐ登山口。そこから伸びている尾根に取り付く。意外と広く、階段もついていて登りやすい。30分も歩くと鎌倉谷まで伸びている林道に出会い、そこから、また、尾根へ。
紅葉に期待しながら歩くがすでに終わっている様子。ブナ平ではブナの紅葉は無く、わずかに、もみじなどが残っていた。その反面、山は晩秋の装いで、明るく、気持ちのよい山歩きとなる。所々に真っ赤に色づいたハウチワカエデの紅葉が目に染みる。鎌倉山山頂も、ほとんどの木々は葉を落とし、広い頂上が一段と明るい。
7年前のバスハイク時の、オグロ坂から、鎌倉山のコースには、標識、テープ類は何も無かったように記憶していたので、鎌倉山から、オグロ坂までの尾根は南東方面に伸びる尾根に入りやすいので注意しなければと、考えていたが、ポイントに、赤いテープや簡易標識がついていて迷うことは無かった。
ここの尾根にも落ち葉がつもり、足に優しい。足早に通り過ぎるのが、もったいなくて、晩秋の山を楽しみながら歩いた。赤い実が落ちていたので、口にすると少々甘酸っぱい。ガマズミの実だろうか。これだと、鳥もうれしい。オオウラジロの実も何個か落ちていたので、頂戴した。
八丁平、中村乗越で昼食。この付近は、ナラ枯れや鹿の害で、木が倒れ、林床は裸地状態。さらに、八丁平の北のほうに設置してあった妨獣ネットのなかの光景は異様。回復してくれることを期待して八丁平を後にした。
オグロ坂は一転して、紅葉の真っ盛りで、ブナも色づき、思わず感嘆の声をあげる。自然の贈り物に感謝しながらの山歩き。だが、ところどころ台風18号の影響だろうか、老いた木が倒れ、道をふさいでいた。林道に出ると被害は更に大きくなり、いたるところが寸断崩落し、又、石がごろごろ転がっていて歩きにくく、自然環境活用センターに着いた時はほっとした。
梅ノ木バス停までの林道を久多のきれいな紅葉をめでながら歩き、山行を終えた。
登山口 |
階段がついている尾根に取り付く |
林道が現れた。 |
「ブ ナ平」 |
明るい晩秋の山 |
鎌倉山山頂にて |
千年杉 |
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ハウチワカエデの紅葉 |
オグロ峠の地藏さん |
八丁平を行く |
八丁平のハウチワカエデ |
八丁平の木々は喘いで |
水は澄んで |
八丁平の防獣ネット・ 裸地の異様な光景 |
オグロ坂の紅葉 |
オグロ坂の紅葉 |
台風18号で林道が寸断 | いたるところが崩れていた |
ようやく山の中の林道をぬける |
久多の集落の中は紅葉の真っ盛り |
渓谷の紅葉も一段と映えて |
コースタイム
登山口(9:02)―林道(9:35)―ブナ平(9:55)(10:05)―鎌倉山(10:48)(10:58)―千年杉(11:11)―オグロ峠(12:00)―
中村乗越(12:15)(12:48)―オグロ峠(13:30)ー久多(15:02)(15:23)―梅ノ木バス停(17:00)
メンバー 4人 記録 Fuji