蓬莱峡-岩稜歩行と歩荷(初級講習)

201369日(日)曇り時々晴れ 参加者6

〈コースタイム〉

8:25宝塚駅-8:40座頭谷-9:00蓬莱峡-9:30岩稜歩行訓練14:00-14:20蓬莱峡-1800宝塚駅

〈所感〉

遭対部が行う今年度、第三回目の初級講習会が蓬莱峡・屏風岩の岩稜歩行訓練だ。講師を含めて6名が参加した。

 今日の屏風岩は沢山のパーティが練習に訪れ100人近いクライマーで溢れています。すでに順番待ちの状態です。

  始めに装備と装着方法の確認です。ザイル、ハーネス、カラビナ、シュリンゲ、ヘルメットなど。
初めての参加者は少し緊張している様子ですが程良い緊張感は必要です。
今日は9:00から14:00まで時間をとり、A,B,C3ルートの岩稜歩行訓練を行います。

 

Aルート〉比較的傾斜の緩い登高、下降ルート。

シュレンゲをザイルにプルージックしハーネスと繋ぎ確保します。結んだ位置をスライドしながら登ったり下降したりを何回か繰り返します。繰り返すごとに岩場を登るときの基本動作、三点確保を習得し次第に岩稜歩行のバランスが良くなっていきます。

屏風岩の上から                緩斜面岩稜歩行訓練        岩稜トラバース歩行訓練

 Bルート〉登高、下降にトラバースを付加したルート。

岩稜歩行では現実にトラバースすることがあります。それらを想定した訓練です。途中にピッチがありますので、そうした場合のビレイの取り扱い練習も行います。

 Cルート〉トップロープクライミングのルート。

この訓練は小屏風岩に移動して行われました。次回の沢遡行を想定してのものです。トップロープでクライマーとビレイヤーの2人一組で行います。その際に、トップロープとハーネスを結ぶ、ダブルフィギアエイトノットの結び方を学びます。結んだ状態で岩壁を一歩一歩登高し頂上部に到達します。下降はビレイヤーを信頼し懸垂下降をします。

トップロープクライミング                                屏風岩を登るクライマー           歩荷に出発

                                (途中で出会った花々)                     





PM14
時、新しく参加された全員が無事、岩稜歩行訓練を終了しました。