バスハイク山本山賤ケ岳縦走

    登頂日 2012.11.4(日)  天候 快晴  参加者  15名

 行程

松坂屋横(7:00出発)=<名神・北陸道>=長浜IC=山本山登山口「90(9:05着、9:15出発)→1.0K山本山324m(9:50-9:55)1.3K熊野峠「195(10:37)1.5K西野峠「155(11:31)1.2K磯野山300m(12:00-12:20昼食)1.2K丸山360m (12:50)1.9K賤ケ岳421m(13:40-14:00) 1.3K余呉湖荘「133 (14:35到着、14:45-15:40入浴)=木ノ本IC=<名神・北陸道>=高槻(18:45着)解散 
 歩行距離9.4K 標高差 331m+α+α 所要時間 5:20(歩行時間 4:35               

 概況

     会員14名、一般参加1名計15名を乗せて予定どおり7時に松坂屋横を出発。途中渋滞もなく順調に走り、長浜ICを降り、琵琶湖の東側を北上し、山本山登山口のある宇賀神社の前に9:05到着した。早速準備し宇賀神社の境内の石段を上がり、奥にある登山口の木の土止め階段を登る。暫くしてから結構急勾配の山道となり、30分ほど登り元山城でもある山本山325mに到着した。山頂は二の丸、本丸と思しき広場があった。三角点の標石は二等であった。此処で全員の記念写真を撮る。山頂からは琵琶湖の竹生島が綺麗に湖に浮かんでいた。

       宇賀神社裏登山口(9:17)                山本山山頂(9:53)               琵琶湖に浮かぶ竹生島(9:48)          山頂にて(9:55)
 北に向かって尾根道を下る。10分ほど歩くと右側が開け、横山岳方面の山々、小谷山がくっきりと見えた。更に10分ほど歩くと古保利古墳群が始まる。旭山古墳(F-1)、大谷古墳(E-15)、屋ケ谷古墳(E-14)、熊野山古墳(E-9)、岩屋古墳(E-5)と続く。これらの古墳はほとんど前方後円墳である。熊野峠を通過(10:37)し、明治27年頃から昭和37年まで片山の児童が現在の古保利小学校へ通学したという道を横切る。それからも古墳が続く。里見古墳 (D42)、北谷古墳(D41)、臼ケ谷古墳(D-2)、寺ケ浦古墳(D-1)、「西野放水路この下にあり」の標識を見る(10:58)。それから小松古墳(B-6)と続く。西野峠を通過し(10:31)、少し歩くと後方が開け今まで歩いて来た山本山からの稜線が目に入った。西野山古墳(A-2)を通過し、古保利古墳群はこれで終わる。P199の東側側面を歩いている時、連中がお腹すいて弁当を食べたいと言い出す。登りになり、標高差150mちょっと登り磯野山325mに到着し、昼食となった。この南東側にも磯野山城があったようだ。
 昼食後北に進む。一旦緩く下り、登り返す。なだらかな道に小さな標石がある。丸山の四等三角点である。しかし、辺りを見たが山名の標識は何もみつからなかった。それから気持ちの良い遊歩道を10分程度歩くと下りになり、分岐でもある大音峠に出た(13:02)。ここからは賤ケ岳への登り道である。標高差100mちょっと登るのだ。道程にはセンブリとアキノキリンソウが沢山咲いていた。リフトの上駅の横に出て山頂まで後300mの標識を見る。

   気持ちの良い道を歩く(13:00)     センブリ(13:06)  アキノキリンソウ(13:19)      横山岳方面(13:24)
此処から歩くのは
2回目である。直ぐに山頂に到着した。今日は天候が良く、頂上からの展望は良い。南方面は小谷山、伊吹山、霊仙山、その右にこんもりと高いのは御池山だ。北の方向を見ると余呉湖、その左奥にあるのは行市山、右の一番高い山は安藏山であろうか。この賤ケ岳は勝家と秀吉が天下を分けた大合戦場である。従って、それに関する銅像や標識、説明書が所狭しとある。三等三角点の標石はポツンとあった。

             賤ケ岳山頂より南方面小谷山、伊吹山を眺める(13:37)                         賤ケ岳山頂(13:39)

         余呉湖方面(13;42)                 賤ケ岳合戦図(14:42)                  余呉湖荘到着(14:31)
 賤ケ岳山頂には20分ほど滞在し、14:00余呉湖荘に向けて下山した。北西側の尾根道を下り、10分ちょっと歩くと分岐のある峠に出た。余呉湖のある右側に下り10分ほどで余呉湖荘に到着した。入浴時間は15:00からということであったが、早めに汗を流しすっきりした気分になることが出来た。皆さん、お疲れ御苦労さまでした。

所感

今回の山行は低山ではあるが、天候に恵まれ左側に琵琶湖、右側に滋賀の山々を見ながら気持ちの良い山歩きが出来ました。この山系は歴史が古く、山城の跡や古墳群があり、秀吉と勝家の天下を分けた合戦の跡でもあり、昔の出来事を想像しながら歩くことが出来たのも良かったと思います。今年は色々在りました。今回のバスハイクはleaderの復帰山行の記念にもなりました。バスハイクは良いものですねえ。特に縦走が出来た帰りのバスは。