鳥見山


   登頂日  2012.5.29   有志  2名  天候  晴れ後曇り一時雷鳴後晴れ

  行程
    高槻 (7:37)=鶴橋(8:19,8:38)=近鉄榛原「310 (9:279:30出発) →1.4K鳥見町「350(9:45)2.0K展望台「590(10:35-9:40)1.0K鳥見山735m (11:15-11:25)1.1K分岐「710(11:51)0.7K貝ケ平山822m(12:10-12:30昼食)0.7K分岐「710(12:40)1.3K玉立「450(13:15) (5) 1.4K鳥見町(14:05)1.4K墨坂神社「320(14:25-14:40)0.6K榛原駅「310 (14:55着、14:59)=高槻(16:31)
    歩行距離 11.6K 標高差 512m+α 所要時間 5:25(歩行4:30)

 概況

    榛原駅から東に進みガードを潜る。伊勢街道、鳥見山通りを抜け鳥見町に出る。鳥見山公園への標識に従って左折する。道なりに進み車道を歩く。山道への標識に出遭う。春日宮天皇妃陵、鳥見山公園とある。右の車道も鳥見山公園とあるが、土道で日蔭のある山道に入る。日陰になりほっとする。直ぐに左春日宮天皇妃陵、右鳥見山公園の分岐標識に出会い、右を取る。一旦先ほどの車道と思われる道に出る。直ぐに左に山道があり、公園に向かう。ツツジの花が終わり掛けた公園に出る。ひょっと右を見ると展望台らしきものがある。上がって南を見ると真正面に伊那佐山、手前井足岳、つるつる岳、それから左方面には三郎ケ岳、高城山、それから伊那佐山のずっと右に聳え立つのは多分竜門ケ岳、その右は音羽三山であろう。この位置が鳥見山公園のど真ん中にあることに気が着く。コンパスを鳥見山に合わせて向かう。取付きらしき所があり、それを登るが道は広いが踏み跡がない。そのうち正式な登山道に出るだろうと判断し、踏み跡のない道を進む。尾根に出ました。登山道に出てほっとする。左へ登ると最初のPeak雌岳に出る。少し下って登り返すと鳥見山735mであった。山頂には四等三角点の標石があった。周囲は檜の樹林に囲まれ展望はない。

    鳥見山公園取り着き山道(10:08)          展望台から見た伊那佐山(10:37)           展望台から見た竜門ケ岳(10:38)    鳥見山山頂(四等三角点)(11:17)
 計画より早く着いたので次の貝ケ平山に向かうことにした。道は最初少し北に下り北東に変わる。緩やかにだらだらと下る。帰り方向の右の分岐を注意しながら進む。鞍部まで下り登りにかかる。可なり登った所に標識のない分岐を右に見る。これかな、それとも香酔山への分岐かな?と思いながら登る。結構急勾配の登りだ。可なり登り、右の足元に香酔山への小さな分岐標識をみる。さっきのは帰りの分岐道か。更に登る。手元の標光高計が800mを越える。右に標識が見え着きました。貝ケ平山822m二等三角点だ。12:10到着し、ここで昼食とした。展望はない。上を見ると曇っていた。予想より早い曇りやなあと思いながら食事をしていると北の方でゴロゴロと雷鳴を聞く。北の方角だから大丈夫だろうと思っていた。所が稲光がし、西から真上からゴロゴロしだす。
 これは頂上にいるとヤバイと判断し、下山にかかる。相変わらずゴロゴロと鳴っている。下山途中、次の香酔山の急勾配で雷雨でも遭うとヤバイと判断し、残念だがパスすることに決める。先ほどの標識のない分岐を左に取り下山する。30分ほど道なりに歩き、玉立の東海自然歩道に出た。左へ行けばR369に出るが、予定通りの山越え道を取る。東海自然歩道を右に少し登れば左に取付きがあると判断し、西に向かう。進めど進めど取り着き点が見当たらない。引き返す。暫くしてNさんがこれは?と言う。雨水が流れた跡がある。位置からいったらこの辺だ。ちょっと確認の為上がる。幅は狭いが登山道だ。行ってみよう。道はしっかりしているが踏み跡はない。20分近く歩き、前に進めないことに気付く。引き返し木立の生えた掘割に入る。掻き分け進む。完全に廃道化している。前に道が見え、飛び降りる。小鹿野である。家並みはない。コンパスを榛原駅に合わせて進む。大きな車道に出て今朝標識の所を左折した鳥見町のところを通過する。時間が早かったので本日登った山が良く見える墨坂神社に行くことにした。此処の神社では一カ月遅れに咲いた大きな真っ赤な綺麗な石楠花の花を見ることが出来た。また今回登らなかった香酔山(コウズイヤマ)の名付けの謂れが麓に咲く南限のスズランの香りから取られたことを聞く。榛原駅には14:55到着した。

     標識のない下山分岐(11:51)               香酔山への分岐(12:04)       貝ケ平山山頂(二等三角点)(12:10)      墨坂神社(14:36)
 国土地理院の地図を頼りに鳥見山と貝ケ平山を登ったがしっくりしなかった。どうも辿った道が正規の鳥見山への道でなかったようだ。多分鳥見山公園の展望台から右へ行けば正規の登山道に取り付けたのでしょう。下山時玉立から榛原駅まではどの道を通るのだろうか?今回通った玉立から小鹿野までの山道は廃道化していた。今回気がついたことであるが、国土地理院の地図には載っているが実際には道がない所が多々あったように思われた。機会あればもう一度香酔山を含め、コースを再確認して登りたい。