比良・釈迦岳
登頂日 2012.10.7(日) 天候 晴れ 有志 7名
行程
JR高槻 (6:57) =JR比良「90m」(7:09、7:20出発) 2.5Kイン谷口「250m」 (9:00)(5分)→0.1K大津ワンゲル登山口「250m」(9:10)→(5分)→(5分)→2.2K南小松分岐「680」(10:22) →(5分)→0.9K釈迦岳1060m(11:35-12:05食事)→1.5Kヤケオ山970m(12:35-12:40)→2.0Kヤケ山580m (13:25-13:30)→2.5K滝見台「350」 (14:25)(5分) →1.7KJR北小松「100m」(15:00到着、15:25発) =JR高槻 (16:12)
歩行距離 13.4Km、標高差 970m、 所要時間 6:40(歩行時間 5:30)
概況
予定通り比良駅に8:09に着き、これから登る釈迦岳を見て8:20出発する。イン谷口には9:00に着き、衣服調整をする。ちょっと登山口を忘れ戸惑う。元リフト駅方向に100mほど歩き、右の比良川に架かった小橋を渡り大津ワンゲル道に入る。この道は7年ぶり、2回目の歩きとなる。森林の中の崩れたV字状の道をだらだらと登って行く。途中2回休憩を取り最初のPoint南小松分岐を10:22通過する。此処まで結構早いペースで、最後尾で後を追うのがやっとである。この分岐が半分の目安で、残り0.9Km標高差380mこのルートでこれからが一番醍醐味のある所である。ペースが速いので小生に先頭を変って貰う。足元に気を付けながら痩尾根道を慎重に登る。最初の垂直岩にぶつかる。これは大したことはない。続いて2番目の垂直岩。ツナはあるが、木の根っこを持ちながら3点支持を守りながら慎重にゆっくりと登る。登りきるとこのコースの面白い所は終わりである。直ぐにロープウェイ跡からの道と合流し、緩やかな傾斜を登り、釈迦岳1060mの山頂に11:35到着した。先客が1名いた。山頂は相変わらず展望がないが、傍にブナの大木も在り、落ち着ける場所である。此処で昼食を取り、記念写真を全員で撮った。(11:35-12:05)
途中の休憩(10:01) 釈迦岳山頂(11:34到着) ブナの大木 山頂にて(11:58)
昼食後12:05ヤケ山に向けて下山開始。この辺から風が気になる。北風が結構強く冷たい。一旦ハンヤケを通過し、尾根筋に出る。右側は切れ落ちているので右側の展望は良い。真下に内湖があり、琵琶湖が全面に見渡せる。良い眺めであった。この辺はママコナの群生地であるが、まだ沢山花を残していた。今時珍しくリンドウの花を1輪見つける。13:35ヤケオ山に着き一休みする。さあ、これからが急降下だ。ヤケ山名まで標高差400m近く下るのだ。崩れた掘割道を気にしながら、傍の歩き易い所を探す。此処は登るのはもっと大変だが、下るのも厄介だ。それでも途中かわいらしいアザミの花を見つける。下りきった所で右の谷を見ると石垣が段々と何重にも積まれていた。何の目的、山城?判らない。誰か知っている人がいたら教えて。少し上がった尾根で休憩しヤケ山に13:25到着。西には武奈ケ岳が聳えていた。周りにはいっぱいママコナの花が風になびき咲き乱れていた。帰りの北小松での新快速の時間が気になる。ここから涼峠までは歩き易い。ぐんぐんと下る。涼峠を過ぎると道は一変し、V字の悪道である。石がごろごろした道を下るのだ。14:25滝見台に着いた。滝には結構水が落ちていた。カメラに撮るが中々気に行った写真にはならない。新快速の時間まで1時間もある。ゆっくり歩きながらJR北小松に向かうのであった。15:00駅に到着。健脚ぞろいで予定より1時間早く到着したのである。喉は乾いていたが、高槻までビールを呑むのは我慢した。
ハンヤケーヤケオ山間の根よりの琵琶湖(12:28) ママコナ リンドウ ヤケ山より見た武奈ケ岳(13:30)
所感
釈迦岳は2年ぶり8回目の山行であった。大津ワンゲルコースは2回目であった。あまりこのコースは最近歩いているようには感じられなかった。このコースの醍醐味は南小松分岐からの痩せ尾根、2か所の垂直岩の所である。充分に堪能出来たように思う。皆さん全員健脚で比良駅から釈迦岳までのコース時間4時間の所、所要時間3:15(歩行時間2:55)で歩いたのである。まだまだイケるのではと自信を持った次第でもあった。