鎌倉・峰床山

   登頂日  2012.6.30  天候  曇り   有志 5名

 行程
   阪急高槻市 (6:37)=出町柳(7:30)(7:45)=坊村「305(8:41,8:44出発) →0.2K登山口「310(8:47-8:55準備、8:55出発)0.5K林道交差「515(9:23)(5)
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0.7Kブナ平「670(9:50)(10) 1.3K鎌倉山951m(10:40-10:50)(5) 1.8Kオグロ坂峠「870 (11:50-12:10食事)1.4K峰床山970m (12:40-12:50)
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0.3K展望台「927(13:05) 0.7K八丁平分岐「815(13:23) 0.9K中村分岐「810(13:35)(10)0.2K中村乗越「850(13:55)
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1.4K林道終点「506(14:35) (10)2.1K葛川小学校前「330(15:20到着、15:50)JR堅田(16:45)JR高槻(17:42)
     歩行距離 11.5Km 標高差 665m+α+α 所要時間 6:36(歩行時間 5:16)

 概況

 990円で坊村までのキップを買う。登山客が多く、心配していたが、臨時便が1台出て全員座って出発。バスは順調に走り予定時刻より早く坊村に着く。我々のグループ以外の人達は総て比良山行(多分武奈ケ岳)のようである。安曇川にかかる橋を渡って登山口に着く。早速準備をし、8:55出発する。直ぐに樹林帯に入り、上りのきつい登山道となる。尾根筋らしい比較的幅の広い道をしきりに登る。直ぐに体がぬくもり、汗が吹き出る。30分足らずで林道に出て最初の休憩を取る。階段を登り、再度樹林帯に入る。20分でブナ平に着き、気持ちよくゆっくりと休憩を取る。それから左右植林地と自然林が交差する尾根道を登る。40分ほどで三等三角点のある鎌倉山951mに到着。展望は無いが、新緑に囲まれ気持ちが良い。全員で写真を撮り合い、休憩とする。
 休憩後オグロ坂峠に向う。北西に向う尾根筋を下る。図面によるとどうもこの尾根筋は左滋賀県と右京都府との県境である。綺麗なブナの生えた尾根筋を何回か2,30mのアップダウンを繰り返しながら進む。途中中間付近のPeakで短い休憩を取る。右側の急峻な落ち込みを確認しながら慎重に尾根道を下る。11:50分岐標識とお地蔵さんのあるオグロ坂峠に着く。予定通り此処で昼食とした。

        ブナ平(9:48)                   綺麗な尾根筋の木々(10:55)         尾根筋の千年杉(11:00)   オグロ坂峠の地蔵(11:50)  鎌倉山にて(10:45)
 ブナの木の傍での昼食後、コンバスを峰床山に合わせて12:10出発。尾根筋から登山道に入り、ヤマアジサイを見ながら尾根筋に造られた道を登る。意外と早く30分ほどで峰床山970mに到着した。山頂には二等三角点の標石があり、南西側が大きく開けている。愛宕山は見えなかったが、桟敷ケ岳、雲取山、皆子山は確認できた。記念写真を撮り12:50下山にかかった。
 空が暗くなるのを気にしながら、南に延びる尾根道を下る。10分そこそこで左のクラガリ谷への分岐を確認する。真正面が展望台と判断し、駈け上がる。真正面() に皆子山が展望できた。此処は花背、二ノ谷方面の尾根分岐にもなっている。引き返し、クラガリ谷へ下る。新緑の木々の葉が目立ち暗がりの印象はない。直ぐに八丁平の領域に入り、野鳥を求めてカメラを持つ一人の男性に出遭う。「鳥はいますか」の返事に「ウン」と頷く。板道の分岐に着き反時計方向に回る。ウツギやツツジの花は終わり、今はほとんどと言っていいほど花は見当たらない。新緑に恵まれ歩くうちに中村分岐に着き、休憩を取る。
 休んでいる時離れた所に木に咲く白い花を見つける。何の花か分らない。出発して10分ほどで乗越を通過する。ここから林道分岐まで標高差350m下らなければならない。先ず右股に向かって下る。道は緩やかに左へ向かう。標高差にしては勾配が緩やかなので、時間がかかると思い必死に歩く。20分ほど歩きやっと沢に出た。それから沢を何度か渡渉する。きわどい所も1ケ所あったが、目指す橋のかかった左股に出て14:35林道に着いた。少し予定より早く着いた気持ちもあったので最後の休憩を充分取り、ゆっくりと葛川学校前に向かい15:20到着した。バスの時間まで30分もあったが、10分ほどして雨が降り出した。

峰床山山頂にて(12:45)   山頂より雲取山、桟敷ケ岳を望む(12:47)            八丁平(13:23)                     左股の橋を渡る(14:37)
 峰床山は初めての登頂であった。峰床山は京都府で2番目の皆子山971.5mに次ぐ970.0mの山で近畿名峰百選の山でもある。そぐ傍に90haの八丁平高層湿原があり、昔から登山者に親しまれているようである。