LLハイク 北アルプス 裏銀座縦走 

  2012.7.29()8.1()  有志 5名

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 今回は、新穂高から北アルプスの裏銀座を高山植物と展望を楽しむ稜線歩きで、高瀬ダムに至る旅である。雲の平を目指す女性陣4人と、途中まで同行する。

7/29()
 行程 京都八条口(8:55)−高山(13:00)−新穂高温泉BT(14:15)−出発(14:30)−わさび平小屋(16:00)

 JR八条口から、高速バスに乗り高山経由で、新穂高温泉に入る。バスターミナル終点で降り、左俣林道をわさび平小屋へと向かう。1時間程進んだ所に、風穴があり、天然のクーラーでかなり涼しい、一息入れる。15分程度行くと、今度は(森の貴婦人「オオヤマレンゲ」)が咲いているではないか。笠新道口を過ぎ、ブナ林を通り、わさび平小屋に到着する。
                                                        
所要時間 7:05

  
   写真-1  新穂高ロープウェイ                  写真-2  オオヤマレンゲ              写真-3  わさび平小屋
7/30()
 行程 わさび平小屋(5:05)−イタドリケ原(6:32)−鏡平山荘(9:20)−弓折乗越 (11:02)−双六小屋(12:30)−三俣峠(15:32)−三俣山荘(16:03)

 朝食後、十分に準備体操をし、小屋を出発する。ブナ林を川沿いに進み、小池新道に入る。川原を下り、巨岩の中を行く。イタドリケ原・シシウドケ原を進む。道端に、「きぬがさそう」が咲いている。昨日の部屋の名前と同じである。(槍・穂高等の池に映る姿が神秘的な)鏡池に出る。暫く待ったが、山の霧が晴れず、止むを得ず、弓折乗越へと向かう。何度も小さな雪渓を渡る。雪田花見平では、雪原歩きをする。今年は、残雪が多い様だ。「しなのきんばい」・「はくさんいちげ」・「クロユリ」等が咲いている。双六小屋で、遅めの昼食(ラーメン)をとる。三俣山荘巻道から峠を経て、三俣山荘に着く。                      所要時間 10:58

     写真-4 きぬがさそう                 写真-5 鏡池         写真-6 雪田花見平           写真-7  クロユリ
7/31()
 行程 三俣山荘(5:45)−鷲羽岳(7:12)−ワリモ北分岐(8:25)−水晶小屋(9:19)水晶岳(10:10)−野口五郎岳(14:29)−野口五郎小屋(15:10)

 今日は、天気が良さそうだ! 槍ヶ岳が綺麗に見える。朝の気温が低いので、一枚羽織る。三保山荘からハイマを通りガレ道を登る。鷲羽岳(2924m)の山頂から槍・穂高等360°の大展望に興じる。富士・剱も顔出している。眼下に雲の平が見えている。ワリモ北分岐で、女性陣と別れ、水晶小屋へと向かう。小屋に荷物を置いて、水晶岳(2986m)を往復する。東沢乗越から稜線沿いに白砂の斜面を巻く様に登って行く。野口五郎岳(2924m)の山頂から、宿泊先の小屋が見える。                 所要時間 9:25

     写真-8 槍ヶ岳の眺望          写真-9 鷲羽岳山頂         写真-10 水晶岳への稜線          写真-11 野口五郎小屋
8/1()
 行程 野口五郎小屋(5:45)−烏帽子小屋(8:10)−高瀬ダム登山口(11:33)−高瀬ダム(12:18)JR信濃大町(16:10)JR京都(21:50)

 今日も天気が良い。朝食前に、御来光を望め。今日は、縦走の最終日。
三大急登と云われている「ブナ立尾根」(標高差1250m)を一気に下る。野口五郎小屋から眺めの良い岩塊を通り、道が白砂から砂礫に変ると、当たり一面に(アルプスの女王「コマクサ」)の群生が見られる。烏帽子小屋で、休憩し、急坂からたぬき坂を通り、コメツガ林・ブナ林の中を下って行く。やがて、樹の間からダムがチラチラ見えて来る。間もなく、高瀬ダム側「裏銀座登山口」に至る。丸木の仮橋を渡り、濁沢から吊橋を渡りトンネルを抜けて、高瀬ダムに到着する。
今回の全行程終了! 又、山歩きしましょう!             所要時間 11:05

       写真-12 御来光                       写真-13 雲海                   写真-14 コマクサ      写真-15 裏銀座登山口