魚谷ルートハンテイング

    2012.7.8(日)   天候  曇り後晴れ   有志  9名

 行程

茨木(9:00) =京都・芹生峠「690(10:30着、10:45出発)0.3K尾根「770 (10:55)(5)1.5KPeak825(11:55-12:15昼食) 0.3K柳谷峠「770(12:20) 0.6K林道出合「695(12:35)(5)0.6K魚谷峠「750 (12:53)0.7K魚谷山816m (13:05-13:15)0.2K柳谷峠「770(13:20)(5)1.1K林道分岐(13:55) 0.7K滝谷峠「682 (14:20)(5)0.8KPeak760(14:45)(5)0.3K尾根「770 (15:00)0.3K芹生峠「690(15:05到着、15:20)=茨木(17:50)
 歩行距離 7.4K 標高差 140m+α+α+α   所要時間 4:20(歩行3:20)

 概況

 JR茨木駅を9:00出発し、名神京都南ICで降り貴船に入る。予定より早く10:30芹生峠に到着した。早速準備し、10:45尾根に向けて出発。急峻ではあるが、踏み跡があり、10分ほどで尾根に着く。此処から反時計まわりで尾根を伝う。踏み跡、テープがあり、尾根を外すことはまずない。展望のない樹林の中を1時間近く歩き最初のポイントとしていたPeak825(小生命名)に着く。此処は立派なPeakで魚谷山816mより標高が高く、威厳があるピークである。此処からは尾根が北方向へと柳谷峠に向かう南西方向への尾根が伸びている。北方向への尾根には踏み跡はなかった。時間も良いのでここで昼食となった。ここで小生の首筋にヤマヒルが付着していることを指摘される。確認するともう一匹に首をやられていた。急いで取除く。
 昼食後柳谷峠に向かう尾根を下る。5分ちょっとで見覚えのある柳谷峠に着いた。ここから医王沢と標識のある北西の谷筋に向けて下る。踏み跡はほとんどなく、谷筋は直ぐに水の流れる沢となる。15分ほど下ると林道の手前にある緑の絨毯のように広がった広場に出た。ここは水場も在り、テント場に向いていてその痕跡もあった。本来ならここから林道を伝って狼峠まで行き、尾根筋を魚谷峠まで折り返す予定であったが、時間の関係で林道を左に取り、魚谷峠に向かうルートとなる。10分ちょっとで3つの林道の交点になっている魚谷峠に着く。此処からは暫く前回6/24来た時のルート道を歩く。
 東側に延びる踏み跡のある尾根道を登る。一旦緩く下り、登り返すと魚谷山816mである。山頂には三等三角点の標石があるが、展望はない。ここで記念写真を撮ることにした。

         尾根筋を行く(11:22)                Peak825付近(12:13)             緑の絨毯のように広がった広場(12:37)    魚谷山にて(13:10)
 女性達にコンパスを合わさせ、先ほど通過した柳谷峠に向かう。5分ほどで到着。ここから谷筋に入る。先日通った時と感じが違う。この前は気持ちよくすいすいと歩けたのに。水の量が多いのだ。前日降った雨のせいだろう。靴を濡らしながら下るのだ。標高「640」の所にある今西錦司博士のレリーフを見て、「雪山賛歌」に歌われている「煙い小舎」の「北山の小舎」跡を通過する。後ろに数人のグループが見え隠れしていたが何故かそのうち見えなくなった。前回は砂防堤に魚が泳いでいたが、今回は全然見られなかった。13:55林道に出た。
 前回は此処から道を間違えたのでしっかりとコンパスを滝谷峠に合わす。林道出合から左の道をとり、23分歩くと左に砂防堤があり、前方から先ほど後ろで見え隠れていたと思われる数人のグループが下って来た。手前右に小さな谷の切れ込みを見つける。「此処だ」とプーンと閃いた。ここで前回ミスッタのだ。確かに右への踏み跡は薄く、真っ直ぐのルートの方がはるかに立派な道だ。前回は右に谷筋があることすら気付かなかった。小生だけ前回見た一輪蕾であったヤマシャクヤクがどうなっているか見たく直進した。場所ははっきりと確認できたが、ヤマシャクヤクは跡かたもなかった。誰かが待ち帰ったようだ。悪い奴がいるもんだ。引き返し右の滝谷峠に向かう谷筋に入る。踏み跡は薄いし、昨夜の雨か水量が多く、歩き辛い。一か所急勾配の箇所があったが14:20見なれた滝谷峠に到着した。
 休憩後北に延びる尾根道を登る。前回道を間違えて10分ちょっと下りてきた道である。踏み跡がしっかり付いているので歩き易い。この辺に上がって来たのかと確認しながら尾根道を登る。左側に木々がなく、見晴らしが良い所に出た。Peak760である。最後の休憩を取る。西側の山々の展望を楽しんだ後10分ほど歩き、朝登って来た尾根「770」に着き、芹生峠へと下る。5分程下り15:05芹生峠に到着した。

         柳谷峠(13:21)              小西錦司博士レリーフ(13:41)       北山の小舎」発祥の地(13:43)              Peak760からの展望(14:47)
 今回魚谷山ルートハンテイングということで大きな期待を持って参加した。しかし、小生の事前調査では狼峠までの迂回ルートは所要時間4時間では無理と判断し、その期待も半減した。もう1時間でも早く出発すれば期待どおりのルートがとれたのにと。Leaderを怨む。今回のルートはほとんどに踏み跡があり、躊躇することもなく、比較的ゆったりとした女性達のコンパス扱い方教育の山行となった。