天狗庫山・便石山
登山日 2012.1.8(日) 天候 快晴 有志 10名
概略行程
1/8(日) 高槻(8:00発)=<名神、新名神、伊勢、尾鷲勢和線>=紀勢大内山IC=鷲下登山口「40」 (11:05着、11:12出発) →1.5K馬越峠「340」(12:00)(5分)
→1.0K天狗庫山522m(12:30:12:55昼食) →1.0K馬越峠「340」(13:13)→1.5KPeaK302(13:40)(5分) →1.0K便石山599m(14:45-15:00)→1.1K林道出合「250」 (15:40)
→0.2K尾根鞍部「205」→1.3KキャンプINN海山「20」(16:22到着) キャンプINN海山 (鍋開き18:00-22:00?)
歩行距離 8.6km 標高差 560m+α 所要時間 5時間 10分(歩行時間 4時間 20分)
詳細行程
1/8(日) 10名が2台の車に分乗し、高槻を8:00出発。車は名神、新名神、伊勢、尾鷲勢和自動車道を順調に走り大内山ICを降り、R42を走り道の駅「海山」に到着。近くの馬越峠登山口横の駐車場には2台分だけ空いていたのでここに駐車する。早速準備し11:12出発。この馬越峠道は9年前山歩きをする前に一度歩いている。峠には50分足らずで付いた。小生は足が遅いので直ぐに左の尾根道を天狗庫山に向かって登らせて頂く。道はしっかりしているが勾配が急なため地元のおばちゃんに追い抜かれた。話を聞くと便石山から今降りてきた所だと言う。我々の先頭組にも巨岩の下で追い抜かれる。それでも25分で天狗庫山山頂に到着した。山頂にはレンガ造りの祠があり、傍には巨岩が居座り、鉄梯子で上に登れるようになっている。早速登る。上は結構広く北方面には大台ケ原の山々(直線距離で14Km)が広がり、所々に雪を被っていた。12時も大きく過ぎていたので全員で記念写真を撮り、昼食とした。
馬越峠道を登る(11:17) 馬越峠に到着(12:00) 天狗庫山山頂の巨岩を登る(12:30)巨岩上にて(12:49)
岩の上には20分ほど滞在し、下山し次の便石山に向かうことにした。馬越峠には18分で降りた。尾根伝いに下る。標高差120m程下り、登り返し、Peak302のベンチで休憩を取る。
休憩後少し歩くと登りのとっ掛かりとなる。これから標高差300mを登るのだ。先頭を取らせて貰いマイペースで歩く。ペースは一定で只歩くのみだ。手持ちの標高計で半分の450mまで先ず歩こう。ベンチが出てきたら休もうと思うが中々出てこない。仕方なく休憩をとる。休憩後ちょっと歩くとベンチがあった。なあんだ。と思いながら進む。暫く歩くと分岐があり、左直登(近道)、右(主道)とある。小生は右の主道をとる。後続の5人は小生の歩く速度が嫌になったのか、左の直登を登った。どの位時間が違うかなあと思いながら石階段道を登る。巨岩を真上に見ながら、あれが象ノ背かなあと思いながら、山頂を180°右から巻いて登る。遊歩道の階段道に出た。下山はここを降りて行くんだなあと思いながら歩くと頂上であった。案の定5人は先着していた。時間を聞くと2分程の差であったとか。山頂には三等三角点の標石があった。ここでの見どころは何んと言っても象ノ背である。東100mほど行った所にある。登ってくるとき下から見上げた巨岩である。象の背より鯨の背、いやもっと大きいようである。小生は高度恐怖症なので背の上に上がるのは遠慮した。芸術写真「象ノ背で読経する岳人」が撮れたので十分である。帰る途中さっき登ってきた天狗庫山。尾鷲港の写真を撮って頂上に引き返した。山頂には15分ほど滞在して下山することにした。
Prak302から見た便石山(13:53) 便石山の三等三角点(14:46) 象ノ背で読経する岳人(14:53) キャンプINN海山に到着(16:22)
コンパスをキャンプINN海山に合わせ、先を程登ってきた道を北に下る。歩きやすい階段道を下るが、途中から山道となって大きく右に曲がり降る。40分ほど歩き林道を交差した。尾根伝いに下って直ぐに鞍部の分岐に出た。標識に従い谷筋の歩き難い石ころ道を東に下り舗装路に出た。キャンプINN海山は直ぐ近くの東側にあり、16:22到着した。想像していたより少し時間がかかった。
後の鍋開きの宴で後続3人が林道交差手前で網に掛かった狸を助けた話を聞いた。登山道のあちこちで黒い長い柔らかい糞を見ていたので、まだまだこの山には沢山の動物達がいるんだなあと思った。
本日は天気の良い日曜日でもあり、馬越峠道、天狗庫山には沢山の登山客に出会った。便石山はちょっと厳しいのか、登山客には誰にも出会うことはなかった。