竜王山

  2012.2.9(木)  天候  晴れ  有志  5名

 行程
   JR茨木バス停(9:05) =忍頂寺バス停「310 (9:459:50出発) →忍頂寺(10:01) →1.0K宝池寺 (10:20)0.2K竜王山510m(10:27-10:41)
    →
1.0K穴仏・負嫁岩「390 (11:03-11:11) →0.5K岩屋 (11:25-11:33) →ショートパス0.6K→権内遺跡(12:00-12:20食事)
    →
1.1K車作大橋「135」(12:35) →1.1K竜仙滝「240(12:55)(5)0.6K竜仙峠「370 (13:25) →<武士自然歩道(鉄塔下13:48)(5)
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3.7K関西大学バス停「200(14:25到着)
                                              (詳細時刻は小生の記録)

    歩行距離 9.8Km 標高差 200m+α  所要時間 4:35(歩行時間 3:35)

 概況

      9:05の忍頂寺行きのバスに乗り、530円を払い終点で降りる。バス停前に東海自然歩道の石段があるが、忍頂寺に寄る為に右側の道を取る。小学校前の道を左に取ると直ぐに寿命院(忍頂寺)であり、境内に入り見学する。直ぐ横の八所神社の横に古い丁石道があり、急な石階段を登り詰めると東海自然歩道のアスファルト道に合流。4分ほど登ると宝池寺に着いた。舗装道はここまでで左の整備された広い土道を歩くと直ぐに木造の巨大な展望台を見るようになる。展望台に上がるが、今は周りの樹木が大きくなり、東南から南方向の限られた大阪方面の展望しか見ることが出来ない。展望台を降り、三角点に向かう。三等三角点を確認し、ここで記念写真を撮る。
 道標に従い竜王山自然歩道を北東に
15分ほど下ると水平道に出る。左への道標に導かれるまま穴仏・負嫁岩(オヨメイワ)を訪れる。穴仏は二つの大きな隣接した岩の奥に安置されている。

       忍頂寺にて(10:01)             展望台から見る大阪方面(10:37)     竜王山にて(10:41)                     穴仏(11:05)
負嫁岩は仕事を嫌った嫁にまつわる伝説の岩、4人は岩の頂から下を覗く。横から見る限り岩の高さ15~20m位はあるだろう。
 負嫁岩よりもと来た道に引き返し、先ほど降りて来た三叉路を東に少し行くと岩屋にぶつかる。綺麗な標識があり、「岩屋は30mの巨岩で中腹に大きな割れ目があり、胎内梯子をつたって登ることができ、この岩上に弁財天を祀る宝塔が安置」等の記載がある。実際に小生とHi氏が中に登ったが岩と岩の間には鎖が吊り下げられ、これを登るには足を掛ける所がなく、腕力がいるので途中で諦め、引き返した。
 更に東に進むと舗装された道に出る。出た直ぐの左にショートパスが出来るような所があるので強行した。何んとか下の林道に出ることが出来、権内遺跡(深山水路)へ最短で辿りつけることが出来た。この水路は遊歩道などを付け平成19年に茨木市が新しく改造をしているようである。元々この水路は畑中権内と言う人が18世紀初めに安威川支流下音羽川から25年間かけて車作地区の畑を水田にするために造った水路であると言う。ここで昼食を取ることにした。
 権内遺跡より一か所岩石が崩れ、工事中の道路を車作大橋に向けて歩く。4つの橋を渡ってダンプカー道路である県道46号線(茨木亀岡線)に出る。今の車作大橋は大きく新しく変わっている。ダンプカーがひっきりなしに通る車道に入る。身の危険を感じながら右端を早足に歩き、右側への東海自然歩道に入る。ここから沢筋を右左右と徒渉しながら10分ほど登って行くと何時も水を抱えた竜仙の滝の前に出る。

    岩屋の標識(11:25)      岩屋内部の鎖(11:31)  岩屋内部から見下ろす(11:31)     権内水路(12:00)          竜仙ノ滝(12:57)
 この滝から急勾配の階段道になるが、一気に登る。暫く行くと勾配も緩やかになり、今は伐採された竜仙峠に着く。ここから東海自然歩道と武士自然歩道とに分かれる。尾根道で武士自然歩道に進む。丁度中間点である第
2の鉄塔の下だけが高槻市内方面の展望を見ることが出来る。第2の鉄塔からずんずん進んで下って行くと第1の鉄塔の下の傍を通り、車道に出る。それから暫く歩くと関西電力北大阪変電所の前に位置する阿武山の入口を右に見て通過し、関大のバス停に向かった。なお、先行する4人は阿武山に向かったようだ。