六甲横断

    登頂日 2012.16(木)  天候  曇り後晴れ   有志  3名
  行程
    JR高槻(7:29) =三宮(8:13着、8:20)=地下鉄谷上「240 (8:318:35出発) →1.2K炭ケ谷取付「265 (8:55)(10分準備)1.6K分岐「620(10:02)0.1K烏帽子岩「640(10:09)0.4K石楠花山・展望台652m(10:20-10:30) 1.0K黄蓮谷入口「528(10:54) →<13分ロス>→1.6K東門「350 (11:45-12:05昼食) →1.7K分水嶺越「390 (12:50)(5) 0.7K高雄山476m(13:25-13:30)1.1K再度公園入口「385 (14:00)(5) →0.3K再度山469m14:15-14:20) →0.3K大乗寺「370(14:35)1.1K二本松「310 (15:00)(5) →0.3K堂徳山338m(15:20-15:25)1.0K北野4丁目「80(15:55)(5)1.3KJR三宮「10(16:30到着、16:31)=高槻市(17:20)
    歩行距離 13.5Km 標高差 412m+α+α所要時間 7:55(歩行時間 6:35)

 概況

    JR高槻を1列車早く出発したので、予定より早く谷上駅を8:35に出発した。コンパスを炭ケ谷取付点に合わせ、ガードの下を抜け、先行の登山パーテイーの後を追う。老人ホーム「ハーモニアス池上」を右に見て右折する。先行パーテイ−は階段の手前で登山準備するので追い越す。階段を上がった所で右に道が続く。コンパスを見る限り、左前方向なので強引に左の竹やぶの手前に入る。道は踏み跡程度しかないが強引東へ進むと花山駅からの炭ケ谷登山道に出くわした。安心し、ここで登山準備を行うことにした。
 南へ向けて出発し、5分も歩かないうちに高速道路の下に出た。入口に炭ケ谷の標識がある。直ぐに砂防の堰堤があり、右から高巻く山道となり、いくつか左に堰堤を見ながら側面に造られた道を登る。30分ほど歩き、初めて沢の左側を歩くようなった。途中休憩を取り、暫く歩くと沢筋を登るようになり、登りきると左双子山、真中石楠花山、右烏帽子岩の標識のある分岐に出た。予定を変え、烏帽子岩に向かうことにした。途中左に石楠花山の分岐を見て進む。一番高い所にそれらしき岩があるが、標識がない。烏帽子岩としよう。引き返し石楠花山に向かう。10分足らずで到着。この辺は周りが自然林ではある。何故か石楠花の木は1本も見当たらない。展望はない。山頂には二等三角点の標石だけである。南に向かって歩くと直ぐに林道と出合い、展望台に出た。南の展望が良く見えた。意外と南にある山は低い。神戸港が見え、手前に左からこれから行く高雄山、再度山、それから鍋蓋山、菊水山が良く見えた。

        炭ケ谷上部(9:52)                   烏帽子岩(10:09)            石楠花山二等三角点(10:19)      石楠花山展望台(10:25)
 展望台を降りた所に「黄蓮谷1K→」の標識があり、其れに従って西にぐんぐんと下る。方向を南に代え、西六甲ドライブウェイに出る。渡った所が黄蓮谷の入口である。尾根道を10分ほど歩くと谷と言うか沢に出て、直ぐに徳川道に出た。暫く右の川筋を歩くと右に山田道の分岐標識を見る。それから川に架かった板の橋を渡り、川の左側を歩くようになる。暫くして右に石飛びの橋がかかり森林植物園の東門に通じる所であった。何故か魔がさしたのか、直進してしまう。暫く歩き通り過ぎたことに気が付く。このままツエンテイクロスに行って右折し、分水嶺越に向かおうかと思ったが、当初の計画を大事にし、引き返すことにした(13分のロス)。11:45東門に到着し、食事とした。

 昼食後門の手前から南に向かう森林管理道に入る。尾根道の北トントリッジ道の北側の山側面を南に向かう道である。思っていたよりアップダウンと曲がりくねりが多く時間がかかったようである。林道に出て5分ほど西に上がった所が分水嶺越であった。
 休憩後分水嶺でもある南ドントリリッジ道を南に進む。尾根道に直ぐに気が付いたのが尾根境界に点々と取り付けられている石柱である。風化して読み取り辛いがはっきりしたもので「神戸区246」と言うものがあった。(翌日調べてみると1879年に八部郡神戸村、兵庫村、坂本村が合併し神戸区が出来ている。又1889年には神戸市が誕生している。)尾根道を進み、右に2度分岐があり、やっと30分ほど掛かり本日2番目のPeak高雄山に到着した。山頂には四等三角点の標石があった。ここで記念写真を撮ることにした。
 引き返し、蛇ケ谷経由の標識のある分岐で再度公園に向かった。20分ほどで蛇ケ谷に着く。何か謂れが書いている。「和気清麻呂公が再度山に登る時刺客に逢い大龍に助けられた。頂上に建立する寺を大龍寺と名づけた。延歴年間弘法大使がこの山に二度登って修法されたので再度山修法ケ原と名付けた。」車道の再度公園入口で一休みし、大龍寺に向かう途中左に再度山への登山口があるものと判断し、進む。暫くしてそれらしき微かな踏み跡を突き止める。間違いなかった。10分足らずで本日3番目のPeak再度山470mに達することが出来た。下りは南の大龍寺へ下る。直ぐに奥の院らしき所に出て石段が続く。最後のPeakは堂徳山である。山門から二本松に向かう。1Kmとある。善助茶屋跡を経て車道に並行した山道を歩く。山道の1kmはやっぱり長い(15:00)。バス停のある所から階段で山道に入る。直ぐに分岐があり右の碇山方面に向かう。南下してそれらしく右側にこんもりした所があった。ここだと思ったがベンチが置いて在るだけであった。元の道に帰り進むと「この先行き止まり」とある。右は車道である。ザックを置き調べに行く。道端の直ぐそばに三等三角点があった。標識は何もない。これが最後のPeak堂徳山337.5mであった。先は行き止まりと言うが立派な道が付いている。これを進むことにした。方向は三宮方面だ。良いことに尾根道である。途中踏み跡の薄い所もあったが、立派な登山道だ。着いた所が北野四丁目の西公園であった。

     森林植物園・東門(11:46)          南ドントリッジ石柱(12:58)  高雄山四等三角点(13:25)   再度山山頂(14:18)    堂徳山三等三角点(15:23)