七七頭ケ岳

  日時  2011.6.14(火)  天候 曇り     メンバー   8名

  コース   上丹生〜尾根〜七七頭ケ岳〜菅並 
  所要時間  3時間


 雑感
 下山予定の菅並集落の駐車場に1台車を置いて上丹生に戻る。空き地にもう1台の車を停めて、登山準備。本日は8名の大所帯なので賑やかである。やたべ橋を渡り、植林帯の山道に入ると、ミョウガやナンテンハギがある。登りになるとツクバネやコアジサイが多い山道である。雨が突然降ってきたが、雨具を着るまでも無く、しばらくすると止んでしまった。ヤマボウシが丁度見ごろである。七七頭ケ岳のヤマボウシは低木が多く目の前で見られるのがなにより有り難い。しかも木の数が多く退屈しない。草叢にササユリが咲いているが本数は少ない。以前よりも随分個体数が少なくなったのではないだろうか?朱赤色のヤマツツジも満開で目を楽しませてくれる。
 七七頭ケ岳は積雪が多く雪解けが遅いので、早春の花から初夏の花まで連続して忙しく咲き競っているので他では見られない状況が起こる。ブナの大木は相変わらず元気である。ブナの大木を過ぎると山頂は近い。観音堂の前が広場になっている。ここから霞んだ余呉湖が見える。三角点は少し行ったブナの樹林帯の中にある。
 前回訪れた時は、瑠璃池の手前にササユリが数株あったので、池まで下ってみたが、今年は花芽をつけたササユリは一株も見られなかった。後続者がハクウンボクがあったので、私達を呼んだが、返事が無かったと言う、残念無念。
 西林寺の広場でゆっくりと昼ご飯を頂いてから下山にかかる。しばらくはブナ林の美林を歩く。サワフタギやヤマボウシの花が咲き誇っている。こちらのヤマボウシは高木が多い。見上げると、逆光線で半透明に輝いている。標高450m辺りから急斜面となり足を滑らせる人がいる。私のウエストポーチから突然、標準レンズが飛び出し草藪を転がって行った。皆さんに手分けをして、探して頂きようやく見つかった。
 七頭ケ岳は植生が豊富なので足早に歩くのは勿体無い。ゆっくり道草をしながら歩きたい山である。


           コアジサイ                        ナンテンハギ                      ヤマボウシ        

       ササユリ                        サワフタギ                       ヤマツツジ