己高山(冬山公開登山)

    2012.2.5(日)   天候  晴れ   参加者  会員 15名 一般参加 2名  計 17名
 
 行程

   高槻(6:55) =石道集落入口「130(9:15着、9:20出発)0.7K石道寺「150 (9:35)(準備5)1.0K林道出合「200(10:10)5分→5分→0.9K尾根分岐「532 (12:20
   →
0.5K昼食点「610(11:45-12:00) 0.7K鉄塔1「685(12:33)0.3K縦走分岐「780(12:50)(5) 0.3K鉄塔2「770(13:06)1.1K己高山923m (11:57-14:04)
   →
1.1K鉄塔2「770(14:47)0.3K縦走分岐「780(14:56)0.3K鉄塔1「685(15:08)(5) 1.2K尾根分岐「532 (15:40)(5)0.9K林道出合「200(16:28)
    
1.0K石道寺「150(16:50)0.7K石道集落入口「130 (17:05到着、17:15)JR高槻(19:30)
                                                              「 」:標高差m( ):休憩(詳細時刻は小生の歩行記録)
    歩行距離 11.0K 標高差 793m 所要時間 7:45(歩行時間 6:50

 概況

    予定通り高槻を6:55に出発し、山崎ICから高速に入り、木ノ本ICで降り石道集落に入る。Leaderから車中で「己高山山頂には雪の状況で到達することが出来ないかもしれない。タイムリミットは14:0014:00になったら山頂に到達出来なくても引き返す」との指示があった。石道寺手前の駐車場にバスを止める予定であったが、雪の除雪幅が狭くバスは入れなかった。仕方なく集落入口で下車し、バッグとワカンを持って先発組(ラッセル組)7人と後発組10人とに別れて9:20出発する。勿論小生は体力がないので、先発隊がトレースを付けて呉れた後を歩く後発組である。石道寺に向かう。石道寺でワカンを装着し、先発組の後をゆっくりと林道を進む。林道には4,50cmの積雪であっただろうか。20分ほどで支尾根取り付き点に着き、トレースの着いた杉の樹林帯に入る。此処から尾根まで距離にして0.9Km、標高差330mの急傾斜を登るのである。雪は多く、可なり厳しい箇所もあり、途中休憩を2回取って70分を所要し尾根に上がった。これからは東に延びる尾根の稜線歩きである。0.5Km歩いた所でいい時間になり昼食となった。食事中考えた。後2時間しかない。距離にして2.4Km、標高差300mちょっとあるのだ。ヤバイ。折角来たのだから何としても山頂には達したい。
 SLには悪いが昼食後早めに出発させて貰うことにした。H氏も着いて来た。最初の鉄塔に着き、左に聳える目標地を見つめる。後1時間半もない。急げ!縦走分岐のPeak目掛けて必死に登る。12:50に着き一休みする。後方3人が登ってきた。後1.4Km標高差150m、時間は1時間しかない。SLにメモを置き出発。2番目の鉄塔を過ぎ、右側の視界が良くなる。初めてブナの木があることに着付く。写真の撮る時間はない。平坦地を過ぎ傾斜が段々増してくる。あと標高差70m、呼吸が荒くなる。先頭をH氏に譲る。手元の時計と高度を気にする。もう少しだ。何んとかなりそう!135730秒に到着! 923mに我が隊11番目の登頂となった。タイムリミット14:00に到達できたのは先発組7名、後発組の内の5名であった。因みに先発組の到着時間は13:30と聞く。居る人で記念写真を撮ることにした。東側の山々が大きく開け、雪を被って高く見えるのは白倉岳、その向こうが金糞岳であろう。南には伊吹山である。

        林道を進む(9:48)                 主尾根に上がる(11:35)          山頂923mより白倉岳、金糞岳方面を望む(14:04)   山頂にて(14:01)
 早速14:04下山することになった。下山中O氏、続いて後の4人が登ってきた。後少しだから登ってきなさい。12:15頃には到着出来たでしょう。下山はゆっくり写真を撮ろう。気温が上がってきた性か雪の景色はぱっとしない。平らな尾根伝いにブナの木が沢山ある。左前方に伊吹山を見ながら鉄塔を通過する。縦走分岐のPeakを越え、下りの鉄塔に辿り着く頃左前方に西日に照らされた琵琶湖の竹生島が輝いて見えていた。カメラに納めたいが逆光で難しい。苦労して2,3コマShutterを押す。鉄塔の前に出て改めて今登ってきた己高山を眺める。
 雪の重みで曲がった杉の木の写真を撮ったり、ここで昼食を取ったんだなあと思いながら稜線を下り、15:40尾根分岐に着いた。ここから支尾根の急勾配を下るのであるが、登山靴の穴ぼこが多くこと、足場の置き場に困った。犯人はスノ-シュ−のM氏だ。この辺に高尾寺跡がある筈だが。ずっと気にかけていたが見つけることは出来なかった。林道出合に出て石道寺に着いたのは16:50であった。

  平坦な尾根稜線にあるブナ林(14:45)       鉄塔付近で見た輝く琵琶湖の竹生島(15:07)    下山時見た鉄塔からの己高山(15:10)       石道寺(16:50到着)