LLハイク唐櫃越 (からとごえ)  (沓掛山(415m) みすぎ山(430m)

 2011.10.16(日)  参加者 有志 8名

 概略行程
  阪急高槻(7:07発 河原町行 快速急行)−桂(7:20)-上桂(7:30着,7:40発))……田尾分岐…展望広場…沓掛山(標高415m)(9:50)…舗装道出合…広場(昼食)
  ……みずき山(標高430m)(12:10)……宝泉寺散策…(13:10発)…JR馬堀駅(13:30着)
  標高差 約405m  所要時間 5:30  総時間 7:20

 概況
  夜半の激しい雨も上がり、今日は、絶好の山日和となりそうだ。7:07に、阪急高槻駅を出発し、7:40 に、上桂駅に到着すると、既に、O氏が待っていた。 今日の唐櫃越は、上桂から亀岡の馬堀まで西へと辿る約4時間のコースである。
 早速、左に進路をとり、上桂駅を出発する。山田の分れを過ぎ、竹林を登りきり、7:50に、六地蔵の端で衣服調整をする。 今日は少し蒸し暑い!! 墓地の中の道を通り過ぎ、山道に出る。この道が、唐櫃越の様だ。昨夜の雨で、少し路面が濡れている。自然林の中を、ゆっくり進む。木洩れ日の中・小鳥の声が聞こえ出した、正に、別天地の感! 至福の一時である。急坂を登り、8:40に、竹林から田尾の分岐に至り、休憩する。(田尾の分岐は、わかり難い。) この辺りの竹は、径が太い、孟宗竹だろうか?
 田尾の分岐から林の中を登ると、急に、鳥の声が多くなってきた。分岐の左道を行くと、「桂野鳥遊園」の標識がある。途中、4050代のマウンテン・バイクの男性に出会う。9:00に、小高い丘に登り、ベンチのある尾根広場で、休憩する。ここは、ソヨゴ坂分岐といい、この一帯は、ソヨゴの木が多い。さらに、分岐を右に、西へ進む。自然林に続く急坂を抜けると、前方に1座目の山影が見えてきた。9:50に、沓掛山
(415m)の山頂に到着し、小休止する。山頂に、三等三角点はあるが、樹木が繁茂しあまり展望は良くない。
 急坂を慎重に下り、樹林帯の急坂を越え、10:30に、広い舗装道路に出る。途中の道端に、数本の大きな栗の木があり、イガ栗が転がっている。柴栗の様だ。未だ、実の残っているものもある。皆、上手に足でイガを剥いて゛、栗拾いを楽しむ。この道は、車の通行がないし、人の往来も無いし、おまけに天気も良いので、展望を楽しみながら進んで行く。しばらく歩くと、大きな広場に出る。11:05に、広場の手前の大きな木陰で、昼食にする。ゆっくり、閑談しながら、腹を満たす。ポイント・タイム遅れ、約30分。
 11:30に、2座目のみすぎ山を目指し、出発する。途中、林道と旧ハイキング道が、交差している。旧道は荒れているので、林道を進む。林道の終点を登りきり、右側の2ッ目の鉄塔の下に、みすぎ山(430m)がある。12:10に、山頂に到着する。頂上に、二等三角点はあるが、わかり難い。とにかく、登頂万歳!である。先ず、汗を拭いて、水分補給し、休憩する。冷えた果物が旨い!ススキがたなびいている。風が心地良い。北側の展望が良い、愛宕山が良く見える。

       沓掛山山頂(9:50)             みすぎ山より見た愛宕山(12:10)           みすぎ山山頂(12:11)             トロッコ列車より見た保津川(13:41)
 山頂に別れを告げて、植林帯から伐採地を抜け、谷沿いの植林帯のつづら坂を一気に下る。途中の林道には、猪の穿り返した跡や、ぬた場が多く見られる。流石、丹波・亀岡だ! 猪除け金扉をくぐり、竹藪を抜け、13:10に、宝泉寺に出る。境内を通り、山門前の大きな柿の木下で、最後の休憩をとる。本日の山登りは終えたので、汗を拭きながら、着替え・身支度を急ぐ。振り返って背後の山を仰ぐと、先程下って来た馬堀側の山がかなり迫って見える。ポイント・タイム遅れ、約60分。
 皆と、相談の結果、「急いで間に合えば、トロッコ列車に乗ろう」という事になり、急遽、寺を下る。鵜川沿いに橋を渡ると、トロッコ列車が入って来た。皆、必死で走る。待ってくれ!!! ようやくトロッコ亀岡駅まで来たが、入口階段は、降車の人混みで、混雑している。何とか、ぎりぎり間に合った。13:35に、トロッコ列車は、無事出発、我々は、山の疲れも忘れ、渓谷美を楽しみ、14:01トロッコ嵯峨駅で、途中下車する。竹林散策途中で亀山公園に立寄り、保津川や松尾・西山を眺める。嵐山吉兆を探しながら、川沿いに渡月橋を渡る。15:00に、阪急嵐山駅前の「カフェー・リゾート・ランザン」に腰を下し、麦酒・紅茶で乾杯! 喉の渇きを潤す。今日の全行程は、すべて終了! 楽しかった。皆様ご苦労様でした。又、行きましょう。