バスハイク 土山宿、鈴鹿峠、筆捨山、羽黒山
日時 2011.9.11(日) 天候 曇りのち晴れ 参加者 有志 13名
概略行程
高槻(7:00発) =<名神、新名神>=土山IC=土山宿2.5K散策(8:10-9:10) =鈴鹿峠手前「350」 (9:30出発)→0.4K鈴鹿峠「380」(9:40)(5分)
→1.6K坂下宿「210」 (10:24) →1.6K沓掛「170」(10:55)(10分)→(15分ロス) →1.0K筆捨山285m(11:55) →(15分昼食) →0.3K分岐「225」(12:28)
→(岩場13:05)→(胎内潜り13:16) →1.2K羽黒山291m(13:33)→展望岩(13:50-14:00) →0.9K車道「150」(14:28)→1.2K観音山224m (15:09)
→1.3K道の駅「関」「90」(15:40到着、16:00発) = 土山IC =<新名神、名神>= 高槻(17:50)
歩行距離 2.5k+9.5km 標高差 30m+α+α+α 天候 曇り後晴れ
所要時間 1時間+6時間 10分 (歩行時間 40分+5時間 20分)
詳細行程
先ず最初に土山宿を散策。土山宿は東海道五十三次の49番目の宿場町で、滋賀県甲賀市(旧土山町)にある。今回は野洲川に架かる歌声橋から道の駅「あいの土山」までの約2.5Kmの間にある東海道土山宿街道を40分ほどで散策。ここには二つの本陣、44軒の旅籠があったとされ、綺麗に整備され残されている。伝馬館も無料開放され、1843年頃の宿場町の面影が偲ばれる。
当時の土山宿場町 今の宿場町街道(8:40) 伝馬館(8:47)
再度道の駅「あいの土山」からマイクロバスに5,6分乗り、鈴鹿峠手前で降りる。さあ、これから道の駅「関」までの東海道と山道を歩くのである。早速準備し、9:30出発。地下道で国道1号線を潜りぬけ西側に出る。南に向け、右側にある茶畑を見ながら緩やかな道を行くと直ぐに鈴鹿峠に着く。ここには巨大な自然石で造った万人講常夜灯と公衆トイレがある。小休止後更に南に進むと茶畑の横から樹林帯に入る。直ぐに数年前に登った高畑山への標識を右に見て通過する。道は急勾配の下り道となり、何時しか階段道となり、国道1号線の下を通過し、道なりに歩くと1号線登りの脇に出た。少し国道沿いに歩くと国道と別れ、東海道を歩くようになる。坂下宿である。本陣跡や旅籠跡があるが、土山宿のような風情はない。ここから車の通らない車道を延々と歩く。坂下から30分ほど歩き、沓掛に着き筆捨山登山口の標識を見つけ、休憩とした。
図面を開き、コンパスを筆捨山に合わせ出発する。登山道は遊歩道になっていてベンチも置かれている。しかし、踏み跡は薄くあまり歩かれているとは思えない。道は筆捨山とは離れ北方向に延びている。ショートカットを考え、近道を取ろうとした。右手に踏み跡らしき道があり、進むが、5分ほど歩くと山壁にぶつかり、道はなくなった。仕方なく引き返し、遊歩道を進んだ。可なり北方向に歩き、尾根に出た。それから尾根伝いに南へ歩く。尾根は左右どちらも勾配がきつい馬ノ背であり、登れるような所ではない。11:55筆捨山285mに到着した。頂上の南側の尾根に踏み跡があった。ここでは昼食をさせては貰えず先へ進む。途中の休憩で昼食を取り、南に下る。分岐を左の羽黒山方面に取る。道は尾根道であるが、途中から小生の嫌いな岩場となる。一か所難関の岩場があり、冷や汗をかく。それから暫くして胎内潜りの岩を通過して13:33羽黒山291mに到着した。山頂には四等三角点の標石があった。
鈴鹿峠の万人講常夜灯(9:41) 筆捨山にて(11:55) 難関の岩場(13:09) 胎内潜り(13:16)
ここでも休憩させて貰えず、15分ほど歩いた所にある見晴らしの良い展望岩の上で体を休ませるのであった。岩からは四日市市、伊勢湾、真下に関富士、観音山、その向こう右にごつごつとした錫杖ケ岳のシルエットが見えた。
羽黒山山頂(13:33) 展望岩から見た錫杖ケ岳(14:01) 羽黒神社(14:06) 羽黒山山肌の岩石(14:37)