雲取山

     2011.6.26(日)   天候 曇り後晴れ                  有志 3名(Ko,Oo,N)

  概略行程 
     阪急高槻市駅(6:53) =京阪出町柳駅 =出町柳バス停(7:50) =花背高原バス停「560(9:02着、9:10出発) →1.4K寺山峠「810(9:45)(5)
     → <尾根筋> →1.5Kハタカリ峠(10:35)(5)0.6K雲取峠「890(10:45)0.8K雲取山911m(10:55-11:20)→<二ノ谷>→1.1K一ノ谷出合「700(11:55)(5)
     →1.3K一ノ谷「770(12:30)(5) 0.3K寺山峠「810(12:45)(5) 1.4K花背高原バス停「560(13:15到着、14:59バス発)=出町柳(16:13)=阪急高槻市駅(17:10)

     歩行距離:8.4Km 標高差 350m+α 所要時間 4:05 (歩行時間 3:10) 


  概要

京阪出町柳駅で降り、バス停に急ぐ。既に多くの登山客で賑わっていた。7:45発比良山方面朽木学校行のバスは登山客が多過ぎ、積み残して出発。我々の広河原行は定刻7:50に満席の状態で出発。1時間経過し、花背峠の次の旧道別れで最初のパーテイ―が降り、我々が降りる花背高原バス停では我々を含め7人が降車した。残り半分は広河原方面に向かった。早速準備体操をしている間に、一人、三人が出発し、最後に我々3人が廃校になっている花背小学校の前を9:10出発した。広い道を西に進む。暫くして左側にスキー場跡廃屋になったと見られる建屋を見る。広い道が終わり、谷沿いの道となる。杉林の中、道は谷から分かれ、トラバース気味に山腹を登る。思っていたより時間がかかり、9:45寺山峠に着いた。先行の三人が休んでいた。ここから我々は計画に従って尾根道伝いのハタカリ峠経由雲取峠に向かう。尾根道はあまり通らないのか踏み跡が薄い。地図とテープを頼りに進む。左は桧の植林地、右は自然林の尾根である。時々右の木の葉っぱ越しに東の山並みが覗く。しかも右からの風が気持ち良い。夏の山歩きは尾根道に限る。標識はない。小さなアップダウンを繰る返しながら左に曲がる。一か所踏み跡が途切れ躊躇する。図面を見て右を取る。赤テープがあり、先に一人いた。一番最初に出発した人だ。どうも彼もうろうろしているようだ。間もなくこんな所にと言うような所にハタカリ峠の標識がぶら下がっていた。一休みし、小さなのコブを一つ越えると雲取峠であった。先ほどの一人と二人組が休憩していた。我々はやり過ごし、標識に従って目的の雲取山に向かう。山の右側を巻くようにして小さなコブを越え、少し登ると雲取山の山頂であった。山頂には三等三角点の標石があり、周りは木々で囲まれ展望はなかった。それでも涼しい風が流れ、気持のよいところであった。直ぐ後三人が上がって来たので、写真を撮って貰った。昼食には少し早いが、朝が早かったので食事とした。

 廃校になっている花背小学校(9:10出発)          ハタカリ峠にて(10:34)              雲取山山頂にて(11:00)
 二人組は西に踏み跡のある三ノ谷へ降りた。我々は暫くして東への二ノ谷へ向けて降りる。二ノ谷の方が面白いとみていたので。急な踏み跡を慎重に下る。道は谷筋に出合い、一か所岩場を巻いて谷を横切って下る。途中大きな葉をもった白いバイケイソウのような花をみた。始めてみる大柄な花であった。下りきると山小屋があった。立命館大WV部山小屋である。一休みし、二ノ谷を下る。15回ほど渡渉しながら下ると一ノ谷の流れと合流した。さあこれからどうするか。芹生峠経由貴船口の車道を行くか、花背高原バス停に戻るか。丁度この時強い太陽が射してきた。暑い車道を歩くのはは辛いだろう。花背高原バス停前でビールを探そう、決り。
 丁度この時上から声がかかる。先ほど三ノ谷へ降りた二人組だった。一ノ谷に沿った流れに向かって300m程東へ向かう。流れは直角に曲がり北方向に向かう。丁度川を越える所には丸太の橋がかかっている。それにしてもこの辺はクリンソウが多いなあ。何回か丸太の橋を渡るが寺山峠からの出合まで700m程度あるが、この間クリンソウの大群生地である。クリンソウを今まで何回も見るがこんなに多いのは初めてだ。これだけ沢山あるとまだ花を付けたのが残っていた。寺山峠からの出合地点で休憩を取っていた時、ヤマヒルにやられそうになり、急きょ退散し寺山峠に向かった。10分ほどで峠に着き、最後の休憩を取る。後は来た道を引き返すのみであった。途中スキー場の食堂跡と見られる所に入った。床は朽ちて膨らんでいたが、壁板には生ビール350円、ファンター150円、玉子丼500円、きつね丼500円の値段札が残っていた。花背高原バス停前に到着したのは13:15であった。バス時刻は14:59である。Ko氏に探してもらい、美味しいビールを飲みながら時間を潰すのであった。

これ何んという花(11;28)     立命館大WV部山小屋(11:39)          クリンソウの大群生地(12:12)         まだ花が残っていた(12:24)